レベルによるマッチ可能範囲
有志の検証により、キャラクターのレベルによるマッチ可能範囲は以下の通りとされている。
ホストがマッチ可能な協力者・敵対者のレベルの範囲 | ホストのレベル-10%-10 ~ +10%+10 |
侵入者がマッチ可能なホストのレベルの範囲 | 侵入者のレベル-10% ~ +10%+20 |
救援者については未検証だが、協力者・敵対者・侵入者の仕様がダークソウル3と同じなので、救援者についても同様にダークソウル3と同じであると考えられる。
レベルによるマッチ可能範囲(無制限帯)
マッチ可能範囲のレベル上限がなくなり、最大レベル713までマッチ可能になる領域(いわゆる「無制限帯」)は、以下の通り。
協力者・敵対者 | レベル306以降、最大レベル713までのホストとマッチ可能【検証①】 |
侵入者 | レベル301以降、最大レベル713までのホストとマッチ可能【検証①】 |
ホスト | レベル310以降、最大レベル713までの協力者・敵対者とマッチ可能【検証②】 |
レベル316以降、最大レベル713までの侵入者とマッチ可能【検証③】 |
おそらくレベル351以上のキャラクターを「レベル351である」とみなしてマッチングを行っているため、上記のような境界値になるのだと思われる。【仮説①】
つまり、エルデンリングのマッチングでは『レベル351~713 = レベル351』であるため、『レベル351とマッチ可能であれば、最大レベル713までマッチ可能である』ということだ。
無制限帯の閾値として「351」という数値が用いられている点はダークソウル3の無制限帯と似ているが、ダークソウル3では「351」という閾値を境に上と下の領域が完全に分かれていた(レベル351以上とレベル351未満はマッチしない)のに対し、エルデンリングでは閾値の上下の領域でマッチ可能範囲が交わっている(レベル351以上でもレベル351未満とマッチする)点がダークソウル3とは異なる。
例えば、ホストがレベル310の場合、マッチ可能な協力者のレベル上限が713、マッチ可能な侵入者のレベル下限が264である。つまり、レベル713の協力者とレベル264の侵入者が戦う可能性もある、ということだ。これは、マルチプレイ合言葉なし(=レベルシンクなし)で成立するマルチプレイセッションにおいて、参加プレイヤー間のレベル差が最も大きくなるケースである。
【検証①】
【検証①】
以下は海外Wikiより引用。
Upper limit is removed for RL306 for summoned as finger, RL301 for invading as a finger, meaning you can match with anyone up to RL713. (意訳:召喚される協力者・敵対者がレベル306以上の場合、及び侵入者がレベル301以上の場合、マッチ可能なホストのレベル上限がなくなり、レベル713までのホストとマッチ可能になる。)
ソースはコチラ。検証動画あり。
また、上記の引用とは別に、レベル306の協力者で野良マッチを行い、召喚したホストにレベルをヒアリングした結果、マッチしたホストのレベルの範囲は270~549であった。レベル713とのマッチは確認できなかったが、明らかに上限を突破しているので、レベル713までマッチ可能であると考えて間違いないだろう。
【検証②】
【検証②】
レベル310のホストで野良マッチを行い、召喚した協力者にレベルをヒアリングした結果、マッチした協力者のレベルの範囲は280~635であった。レベル713とのマッチは確認できなかったが、明らかに上限を突破しているので、レベル713までマッチ可能であると考えて間違いないだろう。
【検証③】
【検証③】
レベル500で侵入を行い、ホストを撃破した時に獲得するルーンを調査したところ、一番低いもので38,764であった。これはホストのレベルが316であることを示している(※計算式は後述)。レベル713での検証はできていないが、レベル316のホストに対してレベル500で侵入可能という時点で明らかに上限を突破しているので、レベル713でもレベル316のホストに侵入可能であると考えて間違いないだろう。
※レベル315から316に上げるのに必要なルーンが969,123
侵入者がレベル316のホストを倒した時に獲得するルーンはその4%
969,123 × 0.04 = 38,764.92
小数点以下を切り捨てると38,764で、検証で確認した値と一致
【仮説①】
【仮説①】
検証①②③で確認された4つの数値(306、301、310、316)はそれぞれ、「レベルによるマッチ可能範囲」に基づいて計算したレベル351のマッチ可能範囲のレベル下限と一致している。
- レベル351のホストが召喚可能な協力者・敵対者のレベル下限:306
- レベル351のホストに侵入可能な侵入者のレベル下限:301
- レベル351の敵対者・協力者を召喚可能なホストのレベル下限:310
- レベル351の侵入者が侵入可能なホストのレベル下限:316
このことから、エルデンリングのマッチングでは『レベル351以上のキャラクターを「レベル351である」とみなしてマッチ可能かどうかを判定している』という仮説が成り立つ。
武器強化段階によるマッチ可能範囲
武器強化段階とは、そのキャラクターが所持したことがある武器のうち最も強化された武器の強化レベルのことである。(※武器強化段階と同じものを示す用語として「武器レベル」や「武器強化レベル」が用いられることがあるが、キャラクターの「レベル」との混同を避けるために、本ページでは「武器強化段階」と表記する。)
エルデンリングではダークソウル3と同様、キャラクターのレベルに加えて武器強化段階もマッチ可能かどうかの判定に影響する。
有志の検証により、武器強化段階によるマッチ可能範囲は以下の通りとされている。
武器強化段階 | マッチ可能範囲 |
通常強化 | 喪色強化 | 通常強化 | 喪色強化 |
+0 | +0 | +0 ~ +3 | +0 ~ +1 |
+1 | | +0 ~ +4 | +0 ~ +1 |
+2 | +1 | +0 ~ +5 | +0 ~ +2 |
+3 | | +0 ~ +6 | +0 ~ +2 |
+4 | | +1 ~ +7 | +1 ~ +3 |
+5 | +2 | +2 ~ +8 | +1 ~ +3 |
+6 | | +3 ~ +10 | +2 ~ +4 |
+7 | +3 | +4 ~ +11 | +2 ~ +4 |
+8 | | +5 ~ +12 | +2 ~ +5 |
+9 | | +6 ~ +13 | +3 ~ +5 |
+10 | +4 | +6 ~ +14 | +3 ~ +5 |
+11 | | +7 ~ +15 | +3 ~ +6 |
+12 | +5 | +8 ~ +17 | +4 ~ +7 |
+13 | | +9 ~ +18 | +4 ~ +7 |
+14 | | +10 ~ +19 | +4 ~ +7 |
+15 | +6 | +11 ~ +20 | +5 ~ +8 |
+16 | | +12 ~ +21 | +5 ~ +8 |
+17 | +7 | +12 ~ +22 | +5 ~ +9 |
+18 | | +13 ~ +24 | +6 ~ +9 |
+19 | | +14 ~ +25 | +6 ~ +10 |
+20 | +8 | +15 ~ +25 | +6 ~ +10 |
+21 | | +16 ~ +25 | +7 ~ +10 |
+22 | +9 | +17 ~ +25 | +7 ~ +10 |
+23 | | +18 ~ +25 | +8 ~ +10 |
+24 | | +18 ~ +25 | +8 ~ +10 |
+25 | +10 | +19 ~ +25 | +8 ~ +10 |
武器強化段階は、武器を自分で強化したかどうかにかかわらず所持した時点で更新され、後で木箱に入れたり破棄したりしても元には戻らない。つまり、武器強化段階は一度上がってしまったら下げることはできない。
このため、特に序盤エリアでマルチプレイをするためのキャラクターを作成する場合は、失地騎士の斧槍、ロジェールの刺剣、スピア等の強化済みの状態で獲得できる武器を入手しないように注意する必要がある。
マッチ可能範囲計算機
海外Wikiにマッチ可能範囲計算機(Summon Range Calculator)が公開されているので、マッチ可能範囲の具体的な数値を知りたい場合は活用するとよい。
ただし、本計算機を利用する場合は、以下の点に注意すること。
- 端数処理の影響で±1程度の誤差がある
- 無制限帯には対応していない
(※入力するレベルを「351~713 ⇒ 351」、出力されたレベルを「351~713 ⇒ 713」と変換すれば、無制限帯を考慮した計算結果となる)
地域外マッチング
[メインメニュー]>[システム]>[ネットワーク設定]>[地域外マッチング]で、地域外(海外)のプレイヤーとマッチングするかどうかを設定できる。
「地域外マッチング」の設定値 | マッチングの範囲 |
マッチングする | 国内はもちろん、地域外(海外)のプレイヤーともマッチする。 |
マッチングしない | 国内のプレイヤーとのみマッチする。 地域外(海外)のプレイヤーはマッチング対象から除外される。 |
エリア「王都外廓」のサイン溜まり「外廓東」は灰都後に消滅するので注意。
灰都前に解放してあれば灰都後でもサイン溜まりの有効/無効を切り替え可能。
エリア「王都ローデイル」のサイン溜まりは灰都後に消滅するので注意。
灰都前に解放してあれば灰都後でもサイン溜まりの有効/無効を切り替え可能。
モーグウィン王朝は「遠方を含む」を選択してもサインが送られることはなく、モーグウィン王朝内で「近辺のみ」を選択している場合のみサインを送ることが可能。
エリア | サイン溜まり | 詳細な場所 / 備考 | 近辺 グループ |
永遠の都、ノクローン | 永遠の都、ノクローン | 祝福「永遠の都、ノクローン」の近く | L-1 |
ボスは「写し身の雫」 |
写し身の雫 | 祝福「写し身の雫」の近く。長橋へ向かう道の2つ目の右の柱の前 | L-1 |
- |
祖霊の森 | 祝福「祖霊の森」の近く | L-1 |
ボスは「祖霊の王」 |
水道橋を臨む断崖 | 祝福「水道橋を臨む断崖」の近く | L-1 |
ボスは「英雄のガーゴイル」 |
夜の神域 | 祝福「夜の神域」の近く | L-1 |
- |
シーフラ河 | シーフラ河、井戸下 | 祝福「シーフラ河、井戸下」の近く | L-2 |
- |
シーフラ河、岸辺 | 祝福「シーフラ河、岸辺」の近く | L-2 |
ボスは「祖霊」 |
信奉者の森 | 祝福「信奉者の森」の近く | L-2 |
- |
奥井戸の下 | 祝福「奥井戸の下」の近く | L-2 |
- |
モーグウィン王朝 | 王朝に至る崖路 | 祝福「王朝に至る崖路」の近く | L-3 |
- |
王朝廟入口 | 祝福「王朝廟入口」の近く | L-3 |
- |
王朝廟中腹 | 祝福「王朝廟中腹」の近く | L-3 |
ボスは「血の君主、モーグ」 |
NPC「死衾の乙女、フィア」のイベントを進め、フィアが祝福「死王子の座」奥に移動した状態で指薬を使うと、戦えるボスがいない状況でも召喚サインが見えることに注意。「死竜フォルサクス」以外のボスは撃破済みだがフォルサクスとはまだ戦闘できないイベント進行度合いの場合や、フォルサクスを含め全てのエリアボスを撃破済みの場合でも、協力者を召喚できてしまう。この場合、指切りを使わない限りマルチプレイを終了できない。
エリア | サイン溜まり | 詳細な場所 / 備考 | 近辺 グループ |
深き根の底 | 根を臨む断崖 | 祝福「根を臨む断崖」の近く | M-1 |
- |
大滝口 | 祝福「大滝口」の近く | M-1 |
- |
深き根の底 | 祝福「深き根の底」の近く | M-1 |
- |
根渡りの先 | 祝福「根渡りの先」の近く | M-1 |
ボスは「フィアの英雄」または「死竜フォルサクス」 |
名も無き永遠の都 | 祝福「名も無き永遠の都」の近く | M-1 |
ボスは「坩堝の騎士、シルリア」 |