ビルド/剣士生まれの冷たいカーリア騎士 の履歴(No.12)

生まれ育った遠く異国の地を離れ、各地を放浪する剣士だったが、本人も気づいていない秘められた魔術の才能をカーリア王家に見初められ、そのままカーリアの騎士となった。
仕えるにあたり冷気の魔力を与えられ、主として冷たい剣を振るう氷の騎士となる。
騎士の誓いを立てた際にカーリア王家の騎士鎧一式を与えられるも、故郷における剣士の証であり、また誇りである手甲と足甲はそのまま使い続けている。

• ロジェールの刺剣
  補正 筋E 技B 知C
  R2が出の早い二連突きモーションの刺剣。溜めないR2で戦うのが基本になる。
  カーリア防具との見た目の親和性が高く、また連続攻撃のR2は冷気と相性が良い。
  • 戦技
    • クイックステップ
      相手に張り付きながらR2をチクチク。使う場面を選ばない。

• 氷結の針
  補正 筋D 技B
  R2で氷の剣身を飛ばす中距離攻撃が可能な喪色強化の刺剣。
  イジー作の武器でさらに冷気付きなのでロールプレイに合致し、技量武器なのでステータスも合致する。
  溜め中回避入力のバクステ攻撃でも剣身が飛ぶため、少し離れた位置からさらに距離を取りつつ射撃できるのは利点。
  嵐の刃でよくない？となりつつあるが、溜め攻撃は細い剣がシュッと飛んでいくだけのくせに強靭削りが通常の刺剣溜め攻撃と同じ。戦技ではないため無消費でこの削りを中距離から撃てるのは明確に強みと言える。
  戦技も貫通突きなので扱いやすい。
  ただ単に氷そのものを剣身にしているからか、魔力属性と知力補正が無いのが残念。
  氷を剣にしたり発射してもすぐ生えてきたり、明らかに魔法の力がないと作れなさそうなのにどうして？

• シャムシール
  補正 筋C 技C 知C
  ブンブンする系のサブは直剣が無難だが、今作はかつてのロンソ感覚で振ると妙にリーチが短くて当たらないことが多く、またカーリアの騎士剣は困った事に筋力向けの補正。
  リーチなら貴人の細剣でもよかったが、色が鎧と合わない。あとドロップしなさすぎ
  さあどうしようかと悩んでいた所に現れたのがこの導きのシャムシール。
  剣士の初期装備であるシミターと同じ特殊R1モーションで、しかも直剣より明らかに当てやすかったため採用。
  冷気派生の補正で見るとシミターはD/B/C、シャムシールはC/C/C。
  基礎攻撃力はほんのわずかにシミターが低いだけで一見するとこのステータスならシミターの方が良く見えるが、実際に持ってみるとシャムシールの方が物理も魔力も補正攻撃力が高く、表示攻撃力も高いためシミターはボツ。
  鞘があるという点で見た目性能はシミターが上だが、実際にシャムシールを持つときは基本的に盾直や剣杖スタイルで納刀して歩くことがほぼないためにあまり関係なく、そこまで気にならなかった。
  • 戦技
    • 霜踏み
      正面広範囲に早急に凍傷を入れられる制圧力はまだまだ強い。基本的に道中で持ち出す武器なので、モブ相手に振り回すがリーチの短いこれにセット。
      地に氷を走らせて攻撃するというエフェクトも冷気魔法っぽくて良い感じ。
      不満があるとすれば踏みしめるモーションが技量騎士にはあまり似合わない所。
    • 回転斬り
      言わずと知れた威力と強靭削りが優秀な曲剣の初期戦技。霜踏みを使わない場合はこちら。

• メイス
  補正 筋E 技B
  打撃枠。
  インプや鉱夫たちは、恐らくダメージ計算の関係で中途半端に魔力属性の付いた冷気派生より、物理単一の鋭利派生のほうがダメージが出るため、これは鋭利派生で使用する。
  胴体がぷるんと動くR2が不評だが、これも特殊モーションなので採用。騎士鎧に似合うデザインでもある。
  坑道など打撃が有効な場面で持ち出す。
  • 戦技
    • 祈りの一撃
      ヒットすると叩きつけダウンさせ、さらに自分と周囲の味方を回復する。強靭付き。
      不意打ちやマルチ中に横槍から殴って回復したり、強靭を活かして真正面から強引に攻撃に耐えつつ殴ってダウンさせられる。
    • 岩石剣
      物理攻撃力と強靭削りを強化するエンチャ戦技。鋭利派生ゆえ物理攻撃力しかないので、その性能をフルに活かせる。
      土まみれの氷を付けると思い込んで使うと〇。

• スピア
  補正 筋D 技B 知D
  氷槍枠。
  当初は今作の騎士たちの持つ槍といえば！ということで補正が合わないこと承知でパルチザンにしようとしていたが、スピアのコメント欄にて「β版ではカーリア騎士の得物だった」という書き込みを見つけたためスピアに決定。本当かどうかは知らない。
  とても残念な事に特殊モーションがない。β版なんか知らねえ！特殊モーションよこせ！というならショートスピアを持とう。
  • 戦技
    • 氷槍
      ラニに仕えた戦士の戦技ということは、つまりカーリア騎士もそうなのでは？という理由から。
      中距離から高威力、そこそこの強靭削り、凍傷付きの弾を撃てるのは強い。

• ローレッタの戦鎌
  補正 筋C 技C 知C
  守人の剣槍と同じ、R1が特殊モーションの斧槍。振り上げるモーションなので飛ぶ相手を攻撃しやすい。
  上質魔向けだが技魔でも十分に扱える。ただし筋力が足りないため両手持ちで運用する事になる。
  カーリアに仕えていた人物の武器なので、ロールプレイとの親和性は高い。
  戦技のローレッタの斬撃はver1.07で戦灰版より性能が強化された独自のものとなった。
  対人ならDR1の強みを押し付けられる。この場合は星砕きの伝承を付けて片手で持てるようにし、左には杖を持ったほうが恐らく有利。

• 輝石のクリス
  戦技の性能がつぶて系魔術を食いすぎて過去のものにしている罪深い短剣。
  魔術学院とローデイルの和睦を祝した短剣であり、別に学院の人間のロールプレイではないので不採用。
  使うと強いがまあ……戦技発射装置だよね……。

• 暗月の大剣
  今作の月光剣。
  一度戦技でエンチャしてしまえば、効果時間内は実にイカれた性能の光波を無消費で撃ち放題の強力な大剣。
  別にラニの伴侶になるわけではなく一介の騎士なので、これは持てない。

• アステールの薄羽
  R2で短射程の魔力属性の光波を無消費で放つ技魔向けの曲剣。戦技は多段ヒットで対大型キラー。
  流石に似合わなすぎるので不採用。その魔力属性と補正を氷結の針にください。

• 僧兵の炎姿槌
  技量向けの槌。
  R2は特殊モーションだが、エイエイやって気合入れる動きが技量の高い騎士に似合うかというと……。
  何より冷気を扱うのに炎を象った武器なんか使えないだろ！という大きな問題があるため不採用。
  このステだとメイスより40くらい攻撃力が高いので、拘らない方はどうぞ。

• パルチザン
  狭間の地の各君主軍の騎士たちが装備している槍。穂先の根元についた布がおしゃれ。
  元の補正が筋力寄りの上質なため冷気派生にしても微妙に嚙み合わないのと、スピアの項で述べた通り向こうがカーリア騎士の得物だったらしいので不採用。

• 泥人の銛
  全ての派生で知力補正がある、言わずと知れた魔術系ビルド御用達の槍。
  パルチザンと同じく物理部分の補正が筋力偏重で技量補正が死んでいるために、冷気派生だとパッとしない。
  見た目も騎士の持つ武器としては合わないため不採用。
  採用する場合、氷槍か霜踏みを付けて鋭利派生＋魔力の武器エンチャで運用することになるだろうか。

• 守人の剣槍
  鋭利派生すると技量補正がAになって筋力補正が消滅する、清々しいまでの技量特化斧槍。
  ローレッタの戦鎌と同じモーションだが鋭利派生以外だとそのポテンシャルを発揮しきれず、鋭利派生にするとただでさえ高い基礎攻撃力が技量補正Aによってとんでもない補正を受けて超火力となり「もうあいつ一人でいいんじゃないかな」状態になる。
  デザインも金ぴかで鎧に合わなすぎるため不採用。

当初はその想定で輝石杖を使っていた。
ところがそれぞれの杖のテキストを読むと

• 輝石杖—魔術師を騎士とする杖
• 輝剣杖—魔術騎士に贈られる杖

……と似ているようで微妙に表現が違う。
さらに、

• カーリアの大剣【魔術師に騎士の力を与える】
• 輝剣の円陣【カーリアの魔術騎士に贈られる魔術。剣技と組み合わせて、波状攻撃をかける】

という一文がそれぞれある。
以上から、

• 輝石杖は「ヒョロヒョロの魔術師でも、そこらの騎士並みの近接火力を得られるようになる杖」
• 輝剣杖は「基本的には武器で戦い、魔術も扱える騎士が、武器と合わせて使うための杖」

と解釈。このビルドは後者の想定のため輝剣杖を採用した。
ビルド作ってて一番気持ちよかったのは、この解釈にたどり着いた時。

• 火の癒しよ
  対毒・腐敗用。

• 回復
  対幽鬼用。前述したとおり聖印の必要能力値に満たなくても幽鬼に対してはきちんとダメージが出る。

• 各種防護系

• 回帰性原理
  知力のみで使用可能な、敵味方の全ての状態異常とバフデバフを消し去る祈祷。
  侵入者のバフを消したり味方の毒や腐敗を治したりできる。味方のバフも消える点には注意。
  腐れ湖で腐敗対策してないホストと当たった時に使うと大変感謝される。