初めに:この項目ではタメ攻撃を主体とする武器やタメ攻撃を狙うのに相性の良い武器等、斧のタリスマンを付けて運用するに足る武器を纏めた。各武器と共に記載されている説明は、タメ攻撃の運用を前提とした文である事に留意して欲しい。
本項はあくまで溜め強攻撃を主軸として武器を選考し、纏めた物である。武器カテゴリから既に強靭補正や特別に威力補正の高い強攻撃を持つ斧武器種や大型武器等からは、その中から更にタメ攻撃の運用に秀でている物を選定している。またいくら武器の持つ特性や性能が良くても、タメ攻撃と関係が浅い武器であるのならば選考の基準にならない為割愛させていただく(例:死体漁りの曲剣等)。対して武器の性能が低くあっても、その武器を運用するのであればタメ攻撃をメインで行う物や、タメ攻撃自体が特筆に値する備考があれば選考基準の対象になり得る。
また、タリスマンの適応範囲外となるタメ攻撃も例外として紹介する。
以下、用語の統一
・R2単押しで出せる攻撃⇒強攻撃
・R2を最大まで溜めて出す攻撃、溜め強攻撃⇒タメ攻撃
・タメ攻撃一回目を初段、追加入力で出せるタメ攻撃を二段目と表記(連撃モーションを持つタメ攻撃の説明と混同しないよう心掛ける)
・致命の一撃が可能になる膝突き状態⇒致命ダウン
・敵が致命ダウン状態になる事 またそれまでに必要な値⇒体制崩し(値)
・敵が怯むような攻撃 またその値⇒強靭削り(値)
・斧のタリスマン⇒斧タリ
・有翼剣の徽章、腐敗翼剣の徽章、ミリセントの義手、等の連撃によって受けるバフ⇒連撃バフ
・短剣
慈悲の短剣:二段共に正面に踏み込んで一突き。元々高い基礎攻撃力とカテゴリ最長のリーチを持つ上に、扱い易さと戦技付け可能なカスタマイズ性も保有する武器。簡単に体勢を崩す相手にはタメ攻撃を多用して致命ダウンを取り自慢の致命補正140をたたき込む事も可能。
祝祭の手鎌:モーションは前方に一回斬りかかる短剣標準の物。盾に弾かれないガード貫通効果を持っており、同特性武器の中でも最軽量。対人や盾持ちの敵を相手にする際、裏に忍ばせてガン盾決め込む相手に10ルーン取得と一緒に一閃を決め込める。
黄銅の短刀:強攻撃が二段共に連撃モーションの為、連撃バフを受けやすい。信仰補正によって物理攻撃力が上昇するため、派生やステ振り次第で武器本体の火力も向上させやすく、連撃バフに頼らずとも短刀とは思えない瞬間火力を叩きだせる。
・直剣
ショートソード:二段共に正面を突く。直剣カテゴリでは初段のみ突くモーションが標準になっているが、二段目も変わらず突くのはこの武器のみ。癖も無く、手軽に二回リーチのある攻撃を出せる事が強みだが、武器本来のリーチは直剣カテゴリとしてはむしろ短い方。大きくなった短剣として見るべきか。
戦鷹の爪剣:二段共に固有の二連斬りモーション。初段は素早く二連斬りを披露するが、二段目は二回目の斬撃を出すまでが遅い。
ラズリの輝石剣、カーリアの騎士剣:タメ攻撃を溜めているモーション中にガード判定がある。カット率とガード強度は武器自体のステータスに依存している為完全なガードに期待はできないが、ダメージと体勢を抑えながらタメ攻撃を放てる武器は他に類を見ない。
ミケラの騎士剣:固有のモーション。初段は大きく踏み込みながら斬り上げ、二段目はその場で斬り上げる。直剣を振るとは思えない距離からタメ攻撃をかましに行ける魅力のある一品。付け替え不可ではあるが戦技が武器に聖属性エンチャントも可能な聖なる刃の為、ステ振り次第では高い一撃を戦技で飛ばす光波も中距離から当てにいける代物。距離感が近く扱い易い。
秘文字の剣:初段に突いて二段目に切り上げる汎用モーションだが盾に弾かれない特性上、盾持ち相手にローリスクで強引にタメ攻撃を当てに行ける。初段のみとはいえ突くモーションなので距離を話しながらガン盾相手に体制崩しを狙いやすい…と言いたいが、そもそもタメ攻撃が盾に弾れにくい都合上そこまで優位性は保てていない。戦技の様に盾を貫通してダメージを当てに行けるわけでも無いので注意。
(例外)儀仗の直剣:戦技後、タメ攻撃は溜めた長さによってモーションが4種類になるがどれも斧のタリスマンの適応範囲外になる。
・大剣
クレイモア:ショートソード同様に正面踏み込み突き。片手両手共に突きを二段まで放てるのは大剣カテゴリ内でも唯一無二。攻撃力、リーチ共に大剣の中でも標準的だが、積極的に刺突カウンターを狙って差を付けよう。
フランベルジュ:「暗月の大剣」以外で唯一、片手で二段共に薙ぎ払いのタメ攻撃を持つ大剣。モーションも暗月の物より俊敏。片手時に広範囲を攻撃出来る事は利点だが、本武器最大の特徴である出血と相性が良いかは考え物。
ミエロスの剣:初段が踏み込みながら斬り上げる特殊モーションになっている。が、固有戦技による強化で連撃するようになるタメ攻撃が出血要素に相性がいい上連撃バフも受けやすい為、通常時はどうしても影は薄くなる。戦技は野蛮な咆哮等と同じ判定なのか、咆哮のメダリオンやハイランドアクスで更に攻撃力も上げる事も可能。戦技前の通常モーションも珍しくはあるが、こちらは死かき棒も同じモーションの為唯一無二という事でもない。
マレー家の執行剣:固有モーション。大剣カテゴリ唯一、二段共に正面をまっすぐ叩き斬る。戦技も含めて横幅の狭い場所(地下墓等)で振りやすいが、そういった場所にわざわざ担いで行く必要性も薄い。何より固有の戦技が一番の目玉の武器なので、固有モーションとはいえ斧のタリスマンが必須になる訳でもない。
白王の剣:モーションは大剣カテゴリ標準の物。特別な補正がかかっているのか、タメ攻撃に通常より高い倍率の火力と強靭削りを持っている。両手時であれば二段共に横に薙ぎ払うので、周りの敵を引き寄せる効果を持つ戦技とも相性がいい。
暗月の大剣:戦技月光剣を発動しても光波の威力は上がらずに、剣本体のみ斧タリの効果が適応される。つまり斧タリ採用の場合光波と剣部分、二段ヒット時を想定した運用になる。ver1.17のバランス調整にて剣部分による敵の体制の崩しやすさが上がった分、光波の部分が下がった。二段ヒット運用がかなり現実的な物になってきた。
・特大剣
ツヴァイヘンダー:片手両手共に初段のみ真直ぐ突く。刺突カウンターを狙える突きを特大剣の長いリーチで扱える事が最大の強み。両手時の二段目の斬り上げは戦技踏み込み(斬り上げ)と似たモーション。同戦技同様、人型相手なら打ち上げる。初段の突きだけなら片手でも可能な為、特大剣二刀流というロマンビルドの右手枠に薦めたい一品。トロルの騎士剣も同じモーションだがこちらは技量14(ツヴァイは11)知力18と必要能力値が厳しい。
グレートソード:自分を軸に広範囲を薙ぎ払う回転斬り。カテゴリ最長のリーチを遠慮なくぶん回す範囲が強力。爽快。
剣接ぎの大剣:モーション自体はカテゴリ標準な物。付け替え不可の固有戦技には発動と同時に我慢と同じ効果も付与される為、中断されにくいという意味でタメ攻撃を狙いやすい。戦技効果により同時に攻撃力も向上されるので肉を切らせて骨を断つスタイルと相性がいい。
遺跡の大剣:正面を真上から叩き斬る特殊モーションに加え、剣の接地と同時に剣周囲に敵へのダメージ判定を伴う地面の隆起(以後 爆発)が発生する。斧タリによって爆発のダメージは変わらないが、剣本体の強攻撃は問題なくダメージが向上する。爆発の発生するタメ攻撃を頻繁に運用するなら是非持たせておきたい。
・刺剣
レイピア、貴腐騎士の剣、蟻棘のレイピア:二段共に癖のない刺剣らしい突き一回ずつ放つ。特筆すべき点があるわけでは無いが他の刺剣(重刺剣含めて)に特徴的なモーションのタメ攻撃が多いので一周回って貴重な存在。
エストック:刺剣にしては珍しい目の前を横に斬り払うモーション。刺剣のコンセプトに合わない多対一のシチュエーションにおいて、前方広範囲に当てやすく有用になる。二回振ってるように見えるが判定は一回。同モーションの貴人の剣よりリーチが長い分範囲も広がっている。
ロジェールの刺剣:固有モーション。前方を素早く二連突く。刺剣唯一の連続攻撃を放てるタメ攻撃。二連突きの内一回目の突き攻撃の威力がとても低く二回目の突きに火力ががメインになるため、狙う際は二回目も当てる事を心掛ける事。
(例外)氷結の針:飛ばす氷の火力は変わらず、そもそも剣の判定も無くなっているので何の恩恵も受けれない。斧タリが重量0.8の荷物と化す。
・重刺剣
グレート・エペ:エストックと同じく、刺剣でありながら横に一閃を放つモーション。これもエストック同様、刺剣にして多数相手に当てやすい攻撃を持っている事は勿論、他攻撃モーションも突く動作が大半の重刺剣において横に動く相手を狩れる動作がある事も他の重刺剣には無い強み。
神肌縫い:正面を踏み込むながら二連続で突く。少し離れた位置からでも連続して当てに行けるため、間合いを取ってから瞬間的に連撃バフを受ける事も可能。出血とも相性が良い。
血のヘリケー:大きく踏み込んで一突きを放つ固有モーション。重刺剣の中でもまた更に長いリーチに加え、踏み込み距離も長い為、重刺剣を含めた全ての刺剣の中で最長の突きと言える。戦技王朝剣技のR2入力時2段目には斧タリは適応されないが、この優秀なタメ攻撃のためにも是非斧タリを携えてほしい名剣。
・曲剣
ショーテル:曲剣にありがちな二連斬りではなく踏み込んでの袈裟斬り。盾を貫通する特性に加え、単発の攻撃なので癖が無く直感的に扱い易い。同じ特性、同じモーションのノクスの流体剣の方がリーチは長い分、ショーテルは戦灰の付け替えと重量2.0の軽さでカバー。蝕のショーテルも同様の特性を持っているが付け替え不可の戦技がお粗末扱いづらくさせてしまっている(手っ取り早く火力を出す方法がタメ攻撃くらいしか無いものと考えると、蝕のショーテルこそ斧タリ常備にふさわしいのかもしれない)。
死体漁りの曲剣:モーション自体は曲剣標準の二連斬り。出血効果を狙える本武器とは相性が良く、元の武器攻撃力も高いために出血にならずとも一定の火力は保証される。タメ攻撃云々より武器自体が強いから自然とタメ攻撃も強い評価になるパターンの武器の一つ。
蟷螂刀:固有モーション。仕舞われていた刃が開き、ほとんど倍のリーチになってから斜めに斬りかかる。とはいえ仕舞っている状態の元がそもそも短いので、倍になるとはいえリーチに関しては他武器との差を付ける程ではない。が、発生が他の武器のタメ時より早く、また溜めた際の強攻撃の補正も高い。「タメ攻撃が強力な武器」では無いが、この武器を使うのなら斧タリは常備しておきたい。
流水の曲剣:固有モーション。二段共に個性的な舞踊をしながら三連撃を繰り出す。二段全ヒットすれば驚異の6連撃となり、連撃バフも多いに稼ぐことが可能。しかし少しは踏み込むとはいえ、武器も短くその場で回る様に斬りつけるモーションの都合上、密着でもしてないと全弾ヒットは難しい。このタメ攻撃を活かすのであれば斧タリは付けたいが、そこまであえて使う程の攻撃でもないと思われる。武というより舞。
アステールの薄羽:二連撃に合わせて切っ先から二回光波を飛ばす。月光剣同様光波自体の威力は上がらないが、これまた同様に剣本体にもダメージ判定はあり、斧タリの効果も受けている。月光剣と違いデフォルトで光波を飛ばせるため同時ヒットの瞬間火力をいつでも引き出せることが強み。
・大曲剣
忌み子の大刀:両手時にのみギロチンよろしく、太刀を頭上に構えて刃で潰すモーションになっている。溜め無し版R2はR1と比べても遜色ないほど早いが溜めると途端に遅くなる点に注意。その分補正が高いのか同じ攻撃力のバスタードソードに比べて両手持ち強攻撃が約7%、タメ攻撃が約6%高い。土竜の鱗剣も同じモーションだがこちらよりも軽く信仰に18割かなくても良い点が魅力。
・刀
長牙:刀カテゴリ最長を誇るリーチで突く。片手でも可能な為二刀流でも活きやすく、安全圏からチクチク出血値を溜める事も可能。
蛇骨の刀:二連斬りを二段共に行う。連撃バフや武器特性の猛毒を付与させやすくもなるが、そのために溜め強攻撃を頻繁にするくらいならさっさとR1連打でもした方が良いのでは?とどうしても疑問符が付いてしまう。強いかどうかはさておき、この武器を使うなら一緒に付けてみても良いかもしれない。
隕鉄の刀:片手両手共に真直ぐ叩き斬る唐竹割を二段。通称葦名一文字。付け替え不可能なのが難点だが戦技のグラビタスも相手を引き寄せる効果の為、一文字を狙いやすく相性もいい。
・両刃剣
神肌剥ぎ:片手両手で挙動が変わり、どれも固有モーション。片手初段は前方に踏み込みながらの突き刺し、二段目は目の前の地面に向けて刺す。両手時は溜めた時のみ二段共に4ヒット計8ヒットの乱舞を放つ。片手時初段の刺突カウンターも狙える一撃の火力、両手時は毒や出血などの状態付与や連撃バフの受け易さ。使い手次第でタメ攻撃に求める物によって持ち方も変わるという、全武器見渡しても中々無い特徴を持ちながら、基礎性能も高く戦灰も付け替え可能とカスタマイズ性もある完成度の高い一品。
エレオノーラの双薙刀:とてもカッコいい固有モーション。初段はその場で少し飛びあがって滞空しながら縦に4回ヒットの回転斬り。二段目は飛ばずにその場で反時計回り横に回転斬りを3回ヒットさせる。タメ攻撃を二段ヒットさせれば瞬間的に計7ヒットになるので連撃バフは勿論、武器に付与されている出血要素とも相性が良い。が、滞空中は無防備である他、多少踏み込むとはいえリーチもせいぜいが直剣の並サイズ程しか届かない。アクロバティックでカッコいいので連発したくなるが、単発だけでもリスクが満載である事は留意すべし。
・斧
ハイランドアクス:咆哮系の攻撃を強化する固有の特性を持つが、戦技ウォークライや野蛮な咆哮で変化した強攻撃も強化される。ハイランドアクス同士は重複しないが同じ特性を持つ咆哮のメダリオンとは重複可能で、タメ攻撃である以上斧タリや大棘の割れ雫の強化対象でもある。変化後タメ攻撃をメイン運用する場合タリスマン枠を最低でも二枠消費することになるが、その分ステ振りや魔法バフ以外からの火力向上が目覚ましい物になる。
鉄の鉈:ターゲットした場合は相手に、そうでない場合は正面に駆け込みながら斧を叩きつける特殊モーション。強い誘導効果を有しており相手が側面に回り込んでも追尾する程。走り寄っている間は足音がしないので溜め強攻撃を狙うとは思えない距離からの奇襲も可能。その特異性の代償か、強攻撃の補正は斧カテゴリ特有の高さでは無くなっている(補正がロングソードと変わらず)。特別な補正がかかっていないだけで威力や体幹崩し値は通常武器種同様に高い為、相手次第では遠距離から溜め強攻撃で致命の一撃を入れる事も視野に入る。攻撃力とリーチを失うが祝祭の手鎌は同じモーションかつ1.5軽い。タメ攻撃の走り寄る挙動のみを重視する場合に。
・大斧
三日月斧:二段共に周りを薙ぎ払う特殊モーション。大斧の中でも長い方でありながら自身の周りをグルっとぶん回す。溜めずとも既に忌み子クラスを怯ますことが可能な為、接近を試みる相手から距離を作るなど使い勝手が良い。ゴドリックの王斧の強攻撃も同じ物で軽い上にリーチも最長だがこちらは戦灰付け替え不可の上質寄りであり、三日月斧は重厚派生で筋力補正Aに届く。
断胴の大鉈:特殊なモーションや補正倍率は無いが元々の武器火力が高い上に致命補正が高くなっているので、積極的に相手の体勢を崩したい都合上タメ攻撃の連発と相性が良くなる。
長柄鉈:武器紹介文に書かれている通り武器に特別な強靭補正が付いている。タメ攻撃のモーションはグレートアクスと同じ平凡な物だがあちらよりリーチは長く、中断されにくいというアドバンテージも持っている為積極的に振っていける、どうせ使うのなら振っていきたい。失地騎士を怯ませるが忌み子は怯まない為、後出しの過信には禁物。
解体包丁:忌み子の太刀同様、両手時にギロチンモーションを行う。特殊モーションとはいえリーチを捨て、回復要素のせいか武器威力が乏しいばかりに忌み子の太刀よりも当てるリスクが高い包丁。命に感謝しながらHPを回復したい美食家向け。
錆び付いた錨:刺突属性を持つ大斧。タメ攻撃モーションはグレートアクスと同じ標準な物だが、標準なりの扱い易さという強みがある。この強みと刺突属性を活かして戦技我慢で相手の攻撃を受けながら、強引に刺突カウンタータメ攻撃を狙う脳筋プレイが可能。肉を切らせて命を断たせる。当たってしまえば忌み子でも怯む。
ガーゴイルの黒斧:モーションは標準、リーチも大斧カテゴリ最短、信仰で聖属性が伸び物理よりも基礎値が高い関係上攻撃力も聖属性が効く相手でもなければ威力も期待出来ない。加えて戦技は付け替え不可のウォークライ。これでもかと不遇要素を盛り込んであるがタメ攻撃が変化する「ウォークライ」が戦技である以上、活かすのであれば斧のタリスマンも外せない。多分。この「ウォークライ」で上がる攻撃力も物理のみで聖属性は対象にならない点も不遇に拍車をかけている。一応筋力に特化させた低レベルであれば8.5と破格の軽さで大剣と並ぶ火力を出すことも可能なので、「ウォークライ」を意識して活用したい場合は斧のタリスマンも同行させよう。
・槌
牙付き棍棒:固有モーション。他の槌の多くが真直ぐ地面を打つ中、前方に踏み込んで体を捻りながら斜めにぶん殴る。そのせいか離れていても届くという意味でも標準が合いやすいという意味でも、非常に当てやすい。忌み子相手にはタメずとも一回で怯ませ、タメれば二回で体勢が崩れる。補正も二段共にロングソードに比べて約3%高い。
メイス:固有モーション。牙付き棍棒とはまた違う挙動で斜めに殴りつけ、タメた場合にのみ強靭補正が付く。前方というより目の前の地面に向かって振りかぶる為、牙付き棍棒ほどの範囲は持っていない。少し使い勝手が違うとはいえ、汎用槌モーションに比べ前の敵に狙いやすいモーションでありながらこちらも忌み子をタメ二発で体勢を崩せる。
僧兵の炎姿槌:固有モーション。二段共に、地団太を踏みながら叩きつける。楽しそう。タメた時のみモーション値が他の槌より高くなり、2段目をタメるとさらに高くなる。余談だが、よく見ると両手時の二段目には自分の胸も叩いている。
・フレイル
全て同じモーションかつ、強攻撃をメインとするような物も無い為割愛
・大槌
ラージクラブ:大槌標準タメ攻撃モーションの両手時二段目が自分を軸にしつつ左上に大きく振り上げる攻撃なのだが、この武器で振るうと見た目も相まってホームランバットにしか見えない。以上。
つるはし:大槌カテゴリにも関わらず大斧カテゴリのモーションを持つが、タメ攻撃は槌カテゴリに酷似している振り下ろしを二段。炭鉱夫を意識してか、より大振りのモーションになっている。タメた時のみモーション値(大斧相当)が高くなり、2段目をタメるとさらに高くなる。
・特大武器
闘士の大斧:モーション自体は大斧に近いオーソドックスな物。片手は振り下ろしを二段、両手時は初段のみ前方を斬りはらい二段目で振り下ろす。タメ攻撃に斧と同じ同じ倍率がかかっているのか、タメ攻撃の威力が高くなっている。二段目は更に威力が上がる。「ウォークライ」等で変化させた後のタメ攻撃には反映されない。
ゴーレムの斧槍:両手片手共に時計回りの薙ぎ払いを二段。大槍カテゴリの標準的なモーションと同じ物。全武器トップクラスに恥じぬリーチで周囲を薙ぎ払う攻撃範囲が魅力的。プレイヤー(人型モブ)1人分空いてる間隔の真横の敵に当たる程。
巨人砕き:固有モーション。初段は獅子斬りに似た一回転をしながら叩きつけ、二段目は動かずその場で振り下ろす。どちらも当たりさえすれば忌み子までもを地に伏せさせる。言わずと知れた脳筋御用達特大武器。初段は前転して振りかぶり叩きつけるので距離が開いていても当てに行きやすい上に、初段で叩き伏せた相手には二段目もタメ攻撃が確定で当たる。このハンマーを担ぐのであればタメ攻撃の存在は無視できない。
司教の大炎槌:初段のみ片手両手共に大きく振り上げるモーション。忌み子までもを打ち上げる。打ち上げてしまえば二段目の振り下ろしも確定するためヒト型相手には友好的なのは言うまでも無く、体勢値も相応に削れていく為致命ダウンもさせやすい。タメ攻撃の扱いは巨人砕きと似通っている。
ギーザの車輪。刃を回転させ叩きつける固有モーション。片手時は二段共に、両手時は二段目にのみ車輪の刃が回転し多段ヒットする仕様。多段ヒットにより武器に付与されている出血属性と連撃バフを同時に狙う事が可能。更に斧のタリスマンは勿論、血の君主の歓喜、腐敗翼剣の徽章、ミリセントの義手とタリスマン枠を総動員させた時の瞬間火力は凄まじいものになる。片手両手共に二段目最終ヒット時にのみ敵を地面に叩き伏せる効果あり。
大竜爪片手時は二段共に叩きつけ、両手時は初段のみ横に薙ぎ払う。戦技が付け替え不可で我慢固定の為、火力を出すためにも相性のいいタメ攻撃が主力になる。
ゴッドフレイの王斧:戦技前は「闘士の大斧」と同じ物だが、戦技により一定時間固有モーションに変化する。初段は地面を踏み締め地ならし(ローリング一回分の範囲)を起こし右から左へ振り払う2連撃。二段目は斧を引きずりながら駆け寄り、大きく斬り上げる。片手でも両手と同じモーションを取るが両手時の筋力1.5倍補正にはならない。戦技によって二連撃になる初段だが火力自体は変化する前の方が高い。地ならし部分にも斧タリの強化は適応されるので、単純な火力よりも地ならしの範囲で当てに行く意識を持ちたい。ウォークライ等同様、咆哮のメダリオンの効果も適用されるので持ち主のゴッドフレイよろしく、強化させた地ならしを連発しながら斧をたたき込むプレイも可能。忌み子相手には地ならしで怯ませ、初段二連目と二段目の斬り上げは前方に突き(斬り)飛ばす。
{威力検証}筋力48技量22 武器レベル:無し 対象:ミリエルの甲羅
()内は斧タリ装備時
| 戦技未使用 | 戦技使用後 |
初段 | 296(326) | 122+157=279(134+173=307) |
二段目 | 310(341) | 313(344) |
・槍
ショートスピア:希少な連続突きの特殊モーション。初段のみ二連突きで、二段目が三連突きに。ショートとはいえ槍の長さで瞬間火力を出しながら連撃バフを受けやすいところが魅力。貴腐騎士の槍も同じモーションだが、こちらはダメージが信仰依存の戦技が固定になっている。神聖派生させたショートスピアの方が聖属性が高いが物理とリーチは貴腐騎士が上になる。
パイク:固有モーション。最長の槍だが、下から斜め上に突き上げるので自慢の長さを活かしにくい。ウォークライで踏み込み突きになり長さを存分に活かすことが可能なので、最長の槍のリーチで突き刺したい方は「ウォークライ」に頼ろう。
ポールトーチ:モーションはいたって普通、二段共に前方を突き刺すのみ。だがパイクは固有の突き上げな為、突き刺しタメ攻撃を持ちながら一番長い槍がこの武器という事になる。武器本体の攻撃力が出しにくい事と戦技が「突撃」固定なところが難点。先端で爛々と燃ゆる火を押し付けたい相手がいれば。
・大槍
ランス:二段共に踏み込んで大きく刺突する。両手時は踏み込みが長いが、片手の方が大きく移動することなく手早く刺突できる。大槍カテゴリ内でシンプルに突き刺すタメ攻撃のモーションはこの他にモーグウィンの聖槍しかない。後者は必要能力値で信仰に振らざるを得ず戦技も特殊で重量も1.0重い。ランスを使う際に斧のタリスマンは良き助けになってくれるが、「モーグウィンの聖槍」の場合は戦技も強力でタメ攻撃に固執しなくても良くなる。
ツリースピア:固有モーション。初段では大槍とは思えない俊敏さで二連続刺突を行い、二段目で振り下ろしてから突きこむ。大槍にしては連撃バフを受けやすいモーションを持つのが特徴的だが、連撃バフ抜きでも高い瞬間火力と体制崩し値が魅力的。二段含めて最大4連撃となる、大槍には珍しい手数をエンチャントで活かすことも可能。
大蛇狩り:二段共に周囲への薙ぎ払いを放つ大槍の標準モーション。同カテゴリのタメ攻撃より高い倍率がかかっており、タメ攻撃に関しては他の武器とは一線を画す火力を誇る。必要な能力値が皆無でありながら筋力による上昇幅がすこぶる良いので、低レベルでも扱えるどころか取った時点から即戦力になりかねない。付け替え不能の同名戦技大蛇狩りは高威力とはいえ発生がとても遅いので、通常時はタメ攻撃を主力で火力を出していきたいこの武器に斧タリは必須枠と言える。
・斧槍
ルッツエルン:斧槍には珍しい縦振りを行う。地下簿などの閉所や単体を遠くから狙う際に有効となる。特にルッツエルンはガード貫通効果を持っている為、盾を構える相手に対してリーチを保ちながら積極的に振りに行ける事が強み。Ver1.09において見た目通り全てのモーションに刺突属性が付与されたので、刺突カウンターも狙える。
卑兵のショーテル:ルッツエルンと同じくガード貫通特性を持つが、モーションは横に切り払うオーソドックスな物。両手時タメ攻撃が回転しながら二回切り払うため、ガードされていても連撃を当てやすく出血も狙いやすい事が長所になるか。盾持ちを相手にどちらを重視するかは好みの問題。
・鎌
大鎌:固有モーション。片手両手関係なく二段共に2連撃を行う。数少ない鎌種の中でも唯一野蛮な咆哮無しで連撃を行う事が可能な鎌。連撃バフも可能なタメ攻撃と出血狙いの二通りで火力を出していける為、比較されがちで性能も優秀な墓場の大鎌との差別化も可能。
・鞭
ウルミ:固有モーション。二段共に、横に払った後に真直ぐ突き刺す。突き刺す判定がとても長いことに加え、横に払う時点から攻撃判定が発生している為、至近距離で当てた際の瞬間火力が高い。槍の様な突き刺し部分を当てに行ったり、巨大な敵相手に二段ヒットの火力を狙うなど、重量と見た目に反して汎用性と瞬間火力が高い。が、見た目通り癖の塊のようなモーションである為、扱いには練度が必要。
・拳
セスタス、スパイクセスタス:セスタス族特有の固有モーション。片手時初段は横に払ってからの突きで範囲リーチ共に扱いづらいが、二段目が正面に当てやすい二度の刻み突き。両手時は正面への叩き込み。二段目のみ三連正面突きとなっている。初段と合わせると計5連拳をたたき込む事になり、火力と連撃が保証される。スパイク版であれば出血も十分に視野に入る。
宿将の義足:セスタス二種、球拳二種を除く拳武器の標準的なモーション、突き⇒アッパーを最長のリーチで放てる。
・爪
鉤爪:片手時タメ攻撃が前方に踏み込み爪を突き刺す、爪武器標準のモーションだが爪が長いのかリーチが優秀。少ない動きでリーチのある突きが可能で刺突カウンターも狙える。両手時初段も踏み込み突きだが、初めに左手でその場をすぐひっかくモーションが追加されて二連攻撃になっている。突き単体の火力だけなら片手に劣るので、連撃ではなく突くタメ攻撃を重視するなら片手のみで立ち回る必要に。
毒蛇の牙:モーションは拳武器標準の物になっている上に元々の武器リーチが短い。武器自体に付与されている毒属性、血派生による出血により血の君主の歓喜と腐敗眷属の歓喜という二大歓喜バフを両立させて発動できることがこの武器一番の目玉。更に連撃を当てればそこから二種タリスマンによる連撃バフも受ける事も出来る。手数が全てを決める為、即座に2連撃を挟める両手時初段タメ攻撃と相性が良いので斧タリも入れてみたい、がタリスマン枠が足りないことに執筆中気が付いた。
猛禽の鉤爪:固有モーション。前方に大きく飛び込んで縦に切り裂き、二段目は斬り上げながら後方にバク転する。見た通り躍動感がある。両手時も大きくモーションは変わらず片手時1ヒットの部分がそのまま2ヒットになるのみ。鉤爪同様、単発火力を意識するなら片手、連撃を重視するなら両手の運用になる。他爪武器には無い、戦技以外で中距離からのヒット&アウェイを可能にする唯一無二の魅力を持っている。