更新情報 | |
更新日 | 2023-03-03 (金) 03:44:08 |
投稿日 | 2023-02-12 (日) 15:26:03 |
ビルド概要 | |
カテゴリ | 筋力系 |
説明 | 軽ロリ考察を長期間行った末に辿り着いたビルド。ああ、爪よ…。 |
評価 | いいね! 18 |
目次 |
軽ロリ。おお、軽ロリ。
・軽ロリとは
装備重量が最大積載の30%未満で自動的に発動する。
移動距離が中ロリよりやたらと長く、硬直が短く、攻略・対人で出会う厄介な攻撃の数々を楽々回避できる。
軽ロリ。そしてこの先、軽ロリがあるぞ。
まず、本ビルドは対人ビルドですが、「Lv140で軽ロリを最大限発揮できるビルド」として作ったので、攻略でも共闘でもなんでもできます。軽ロリビルド自体は珍しくありませんが、今回自分が最も大事にしたのは「LV140で完成する」点です。
本ビルドの考察までに至った経緯は大変長いため(とても大事な内容ですが)、折り畳みます。ですが、この事前考察がこのページの本命と言っても過言ではない。
ビルド内容はそのまま下へ読み進めてください。
まず、筆者は最初軽ロリビルドを作ろうとはまったく思っておらず、「LV140が最適解となるビルド」を探し求めていたら必然的に軽ロリビルドになった。それはどういうことか。
【LV140】
繰り返すが、筆者の目標としたビルドは「LV140で完成し、かつLV140で最適解」となるビルド。それはLV150ではなく、160でも175でもなく、必ず140。
なぜLV140に拘っているかというと、オンライン主流レベル帯のLV120~150と最もマッチングしやすく、かつLV170以上との闘技場マッチを回避できるから。個人的にLV170以上は、ほぼ全員が強靭100超え・大型二刀を何個も持つスーパーサイヤ人の帯域だと思っているので、拘りのビルド調整が通用しにくいパワーインフレには巻き込まれたくないのだ。
(マッチング帯域については、オンライン要素→レベルについてを参照)
ということで、自分は常にキャラクターを作成する時にはLV140を完成の目安としている。これが140に拘っている理由だ。…しかし、主流のLV150よりもステータスを10落とすということは、単純に10分だけ純粋劣化ビルドになってしまうことになる。だが、そうなるのは受け入れたくない。
LV140でキャラを完成させるのなら、絶対にLV140が最適解とならなくてはならない。というのが筆者の信条だ。だが果たして…LV140がLV150よりも強くなるビルドなんてあるのだろうか?
いや、ある。
それは軽ロリビルドだ。
【LV140+軽ロリ】
まず軽ロリについてだが、軽ロリは条件の達成が大変厳しい。(最大積載量の30%未満で発動)
しかし、その厳しい条件がLV140に留めるキーポイントとなる。何故かというと、
(詳しくはステータス→最大装備重量を参照してほしいが)
中ロリは持久が1上がるごとに積載量が最大約1.1上昇するのに対し、
軽ロリの積載量は最大約0.5しか増えない仕様だからである。
大事なことなので、もう一度繰り返す。
中ロリはレベル+10で、積載量が約11増える。
軽ロリはレベル+10で、積載量は約5増える。
要は、軽ロリはレベル上げによるメリットが中ロリの半分しかないのだ。
読者のあなたは、この意味がおわかりだろうか?
例えば、軽ロリキャラがレベルを10増やして余剰積載量を5増やしたとしよう。しかし、斧槍1本も追加できず防具はカット率と強靭を微量増やすのが関の山だ。そしてスタミナ上昇量もとっくにピークを終えて1しか増えない。たったそれだけのために、軽ロリキャラは10レベルを上げ、実質20レベル強いやつらとマッチングしなくちゃならないということになるのだ。なんと軽ロリはレベル上げの割に合わないのだろう?
そう。割に合わないからこそ、低めに抑えるレベルの内に軽ロリのメリットがあるのだ。ゆえに、LV140で最適解となる型は軽ロリビルドだと筆者は確信したわけだ。
これによって本ビルドの方向性は大きく決まった。
【軽ロリが一番強い型は何か?】
では次に、【Lv140+軽ロリ】でもっとも強い型は何なのだろうか?
筆者はいくつもキャラを作りながら、これを実践して試してみた。
・術士
まず敵との距離を置きたい術士は、軽ロリ戦術と最も親和性が高いビルドだと思った。しかし、これはダメ。LV140で完成させるには技量(詠唱速度)が不足気味で、ステータスが物足りなかった。
・魔法戦士
では、技量と精神を捨てた魔法戦士は?これもダメ。LV140ではステ完成にはまだ遠く、最大火力が出せない&装備が貧弱になりがちで純粋にレベルが足りなかった。
・火力特化の戦士
では戦士は?最初に、「軽ロリ+大剣」による、強靭補正込みで撃ち合いにも強い軽ロリキャラを作った。だが、闘技場で動かしてみた結果これは弱かった。大型は被ダメージ覚悟で肉を斬らせて骨を断つ武器だ。カット率が低い軽ロリ戦士とは相性が最悪だった。『骨を断たせて肉を斬る』ビルドだったと言えば分かりやすいだろう。
・重装備の戦士
では、その逆。防御力に特化した戦士はどうか。「軽ロリ+高強靭」で飛び回り、最軽量武器の「猛禽の爪」を持って戦う戦士だ。これは試したところなかなか強く、この中では大当たりだった。おお、こうしてレベル140で完成する、独自性を持った軽ロリ戦士が誕生した!
軽ロリ、おお、軽ロリ。
あるいは、ああ、軽ロリよ…。
この「重装備+最軽量の武器」が軽ロリ戦士の最適解であることを確信した筆者は、その後猛禽一本で闘技場金を獲得するまでこのキャラを使い込んだ。…しかし、この猛禽一本ビルドには大きな弱点があった。強靭100以上の重戦士相手が絶望的に苦手なのだ。なぜかと言うと爪一本しか持ってないから。それ以外の相手には強いのだが…。
軽量武器一本ではまだ弱く、ビルドページを作るには至らない…しかし、方向性は合っている…。
筆者はそこから何十時間も試行錯誤を繰り返し続けた。その結果、このビルドにグレート・エペを追加採用した本ビルドが生まれた(プロローグ終了)。
素性 | 放浪騎士 | LV | 140 |
---|---|---|---|
生命力 | 50 | 精神力 | 10 |
持久力 | 37 | 筋力 | 80 |
技量 | 16 | 知力 | 9 |
信仰 | 10 | 神秘 | 7 |
ああ、放浪騎士よ…。
【生命50】 戦士キャラが必要とする最低値。これ以上上げることはできない。
【精神10】 最低値でまったく問題ない。
【持久37】 軽ロリを達成しつつ、大型+必要な防具+爪を持てるベストの値。
【筋力80】 最高効率で高火力を達成できる値。
【技量16】 グレート・エペを持てる最低値。
【知力9】 必要ない。
【信仰10】 防護系祈祷を使えるように1振っている。
【神秘7】 必要ない。
LV140が最適になるよう調整しているので、ここから増やせるステは1つもない。もし生命を上げてマッチ範囲を上振れさせると相対的にどんどん弱くなってしまう(プロローグ参照)。逆に、もしステータスを削る場合は筋力となる。筋力を60まで下げ、LV120完成にしてもベストな強さを発揮する。
筋力戦士にしているのは、他戦士よりも物理防御が30以上も高くなり、さらにグレート・エペ両手持ち時のステータスアップ(筋力1.5倍)も含めてもっともステ効率が高く、ステ振りを大きく節約できるため。
右手1 | 重厚なグレート・エペ | 左手1 | 重厚な猛禽鉤爪 |
---|---|---|---|
右手2 | 左手2 | 狂い火の聖印 | |
右手3 | 左手3 |
ああ、爪よ…。
猛禽の爪を持つ理由は「一番軽いから」。プロローグにも書いたが、このビルドはもともと猛禽一本持ちの戦士だった(カタールやセスタスではない理由は後述)。
軽ロリビルドは積載制限が常にカツカツで、0.1も妥協できる重量がない。その中で猛禽の爪が全武器の中でもっとも軽く(重量1.5)、もっとも高い性能を持っているため採用した。
しかし、爪一本で運用していると爪の苦手な「高強靭」相手への対策武器が必須となってくる。そこで、大型枠の中でもっとも軽く、軽ロリを生かした一撃離脱戦法が取れる武器、重刺剣グレート・エペ(重量6.5)を追加採用することにした。
兜 | 雑兵の金帽子 | 胴鎧 | 霊廟騎士の鎧(軽装) |
---|---|---|---|
手甲 | 戦魔術師の腕巻き | 足甲 | 旅のズボン |
タリスマン1 | 黄金樹の恩寵+2 | タリスマン2 | 大壺の武具塊 |
タリスマン3 | 大山羊のタリスマン | タリスマン4 | 自由枠(槍or竜印or緑亀) |
ああ、強靭よ…。
物理カット率は約22。強靭値は大山羊タリスマン込みで59。
どういう考えで防具を組んでいるかというと、強靭値と重量比がもっとも最高効率になるようにして組んでいる。強靭の重要性や仕様については「強靭について」ページを参照していただきたい。
意図としては、立ち状態で片手剣・槍などの軽量武器を耐える値にしている。また、グレート・エペの両手攻撃時には強靭100超え相当に変化し、炎撃など敵の差し込みにも幅広く耐える。
つまり、軽量武器相手には爪で強靭マウントを取れて、爪の通用しない相手にはエペで対応できる「強靭のスイッチング」を可能にしている。この強靭値の調整はビルドコンセプト上もっとも大事なステとなるので、防具はかなり綿密に調整した。ちなみに、見た目もとてもいいです。
タリスマンの3枠は確定装備、外すとコンセプトが成立しなくなる。自由枠1つはなんでもOK。筆者は付け替えが面倒で竜印のまま戦っているが、カット率が少し低めなので竜印のカット率5%アップも恩恵があり、有用だと思う。なお、「槍のタリスマン」を持つとエペでの牙突カウンターが更に強くなり、「緑亀のタリスマン」だと爪の機動力を生かした立ち回りが幾分楽になる。
戦技1 | 牙突き | 戦技2 | 炎撃 |
---|---|---|---|
戦技3 | 戦技4 | ||
戦技5 | 戦技6 |
ああ、炎撃よ…。
いろいろ試した結果、これに行きついた。
猛禽の爪は炎撃。立ち回り上、相手と交錯することが多いので、爪の苦手な横範囲の軸ずらしをカバーしたり、タイミングずらしの設置技などに幅広く使えて良い。ストッピング力もあり高火力。大体400ダメ以上は削れるだろう。ただし、炎撃は強靭100以上の相手はひるまず、まったく通用しなくなるので注意。
爪の戦技は絶対的に動きの択を増やせる技にしたい。爪カテゴリが使える一番有用な戦技がこれだと思う。
グレート・エペは牙突き。ロリ狩りやR1からの追撃、タイミングずらしでの強襲など、これも応用力が高くて使いやすい。重刺剣は攻めのレパートリーが爪よりも単調なため、やはり動きのバラエティを増やせるこの戦技が強いと思う。またあまり見ないが、ガード貫通効果があるので大盾相手にもダメージが出る。
魔法1 | 魔法防護 | 魔法2 | 炎防護 |
---|---|---|---|
魔法3 | 雷防護 | 魔法4 | |
魔法5 | 魔法6 | ||
魔法7 | 魔法8 | ||
魔法9 | 魔法10 |
魔術師・祈祷師対策。
最後に、筆者が意識している闘技場での立ち回りを簡単に記載します。
↓
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筋力、技量、信仰、魔法、術士、竜餐、知信、ユニーク武器専用…。色々と育ててきましたが、個人的に本ビルドは一番お気に入りのキャラです。
軽ロリ戦士ビルドは、オンライン主流マッチング帯の中で、高レベルが決して最適解と言い切れない(レベルが高くなるほどステ効率が悪い)、一風変わったビルドだと言えるでしょう。
お読みいただきありがとうございました。
皆さんのビルド作りの刺激になりましたら幸いです。
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