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• ビルド/血派生武器で遊ぼう！　ガチムチ重装血派生マン へ行く。
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  • 23 (2025-10-26 (日) 17:19:59)

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はじめに

　本ビルドは血派生をメインとした技神ビルド。「よくありがち」と言われそうだが、少なくとも本wikiのビルドページには見つからなかったのでテンプレ代わりとでも思っていただければいいと思う。

　ビルドの長所は「血派生武器がメインで割合ダメージ重視」「重装備なのでとてもタフで怯みにくい」といったところ。また信仰も確保しているので長期戦もそれなりにこなせ、鉤指活動でも行動選択の幅は広い。

　一方で弱点は「純粋火力は特化型には敵わない（純神秘を含めて）」「祈祷の回復力と攻撃力がトレードオフ」「近接拒否系の魔法使いは苦手」の三点。こればかりは複合ビルドの宿命なので仕方が無い。装備次第で補強は可能だが、それでも本職に及ばないのは気に留めておく必要がある。

ステータス

最適素性である預言者キャラに変更。
強靭101防具に合わせて持久力をスリム化。信仰も25まで低減。その分を技量に割り振り。
スタミナを多少犠牲にしつつも火力は上がっているのでおおむねは問題なし。

なお筋力に19も振っているのはツヴァイヘンダーやラバスの大砲が使いたいがため。
それらを切り捨てて特化するなら筋力は14でもいい。
なお血派生武器の補正はおおむね技量50くらいから少し渋くなる。
信仰を捨てた血派生ビルドを作るなら、筋力にも多少振ると火力をさらに上げられるようだ。

武器

投稿からまる一年経っているが、その間にいろいろなビルドに手を出して研究していた。
結果として、やはり技神の対人戦は直剣二刀流がいちばん強くて使いやすい。

大型武器枠はモーゴットの呪剣をチョイス。
両手持ちすればたいがいのエネミーを怯ませられるほか、対人戦でも明確な強みのある武器。
重量が軽いのも嬉しい。

その他の大型武器としては騎士大剣がお気に入り。
格好いいモーションの両手持ち攻撃で大曲剣と同等のダメージレベルを持つので使いやすい。
3本ほど用意して戦技を使い分けるのがおススメ。

防具

フル孤牢から一部位換装。大山羊込みで強靭101。
正直いって強靭128はLv175で使うようなものではなかった感がある。101で十分ですよ。
防具の特徴としては、孤牢シリーズを多めに採用すると発狂耐性が目に見えて上がる。
より軽い防具を求めるならツリーガードシリーズなど。

タリスマン自由枠は双頭亀のタリスマン、恵みの青雫、腐敗翼剣の徽章、両手剣のタリスマンなど。
また大山羊はボス戦でなら外していい。

亀タリは有力候補。二刀流メインなのでスタミナはあればあるほどいい。
投稿時より最大スタミナは下がったので、快適性を求めるならやはりこれ。

腐敗翼剣の徽章はシンプルな火力増強。
出血ありきな本ビルドの火力を補助してくれるため大変に心強い。
二刀流のほか、神肌剥ぎなどでも効果が大きい。

両手剣のタリスマンは神肌剥ぎなどの一部武器でのみ使用。
両手持ちが強い武器なら確実かつシンプルに火力が上がるので有用。

戦技

必須の戦技は「我慢」。
これは出せないと死ぬ場面が多いので最優先でセットしておきたい。
地形を利用した壁越しルガリアや壁越し引力弾は我慢で走り抜けるしか対策が存在しない。

血の斬撃はちょっと優先度が下がっている。
強い事は強いのだが対人で踏み込むならモゴ剣でいいやという感じ。
嵐呼びはカウンターを狙う動きが気持ちいいので採用。
火力を期待できるうえ、攻略の対モブでも非常に頼れる。
ただリーチが短いのが難点で、よりコンパクトな回転斬りでもいい気はしている。

バリエーションとしては騎士大剣に嵐呼びを装着するパターンなどもある。
こうした場合には直剣に血の斬撃を装備しておくのがグッド。

魔法

信仰25なので古竜の雷撃などは使えない。王たる聖防護も無理。
正直ちょっと窮屈な感じはするが、近接ビルドの搦手として使う程度ならなんとか。
ここから信仰30まで上げると巨人の火をくらえなどの高火力祈祷が解禁されるので調整しよう。
場合によっては大ルーンや霊薬ブーストで解禁するという運用もアリだと思う。

セットしているもの以外で信仰25以下で使える祈祷としては空裂狂火、黄金の弧、竜咬、黒炎、グラングの岩、火蛇、ルガリアの咆哮といった祈祷が有力。最後のふたつは誉を捨ててるのであまり使いたくないが。

血派生武器の特徴・神秘ステータスの重要性

　上質戦士向けの情報のページに血派生の記述があったり、神秘戦士向けの情報が純神秘向けの情報が多めだったりしているので、どうも血派生については情報がまとまっていない感がある。ここでは血派生で遊びたい！　という方向けにステータスの振り方について考察していく。

　血派生にした場合の神秘補正はDだ。攻撃力は1レベルにつき1～2ほど上がり、ボリュームゾーンは神秘26～45あたりになる。これだけ聞くとレベル効率が悪いように思えるが、神秘を上げた血派生武器は出血値がおおよそ1.2～1.3倍になる。直剣でいえば神秘初期値で出血80に対して神秘40なら108になっている。この出血値の差異が神秘ステータスの売りとなるわけだ。

　逆に神秘を全く振らない血派生ビルドというのも考えられる。なぜなら純粋に攻撃力のみを求めるならば、筋技の方が神秘よりも1レベル当たりの上昇ステータスが高いためだ。脳筋武器、技量武器のどちらでも、神秘初期値で筋技に特化した場合はおおむね5%～7%ほど攻撃力が高くなる。つまり基本的に神秘に振らない方が火力は高い。

　さりとて神秘7と神秘40の差は実際に殴ってみると大きく実感できる程度にはある。例えばメスメル兵を神肌剥ぎダッシュR2で攻撃する場合、神秘7では出血しないが神秘40なら出血する。なので実際には神秘を振ったビルドの方がワンコンボの火力を出せている事になる。

　同様の事は対人戦でも言えて、相手が全裸であれば神秘初期値でも割と出血してくれるが、重装である場合は目に見えて出血難易度が跳ね上がる。なので出血をメインにしたいなら神秘に振るべし、という当たり前の事が当たり前に言えるのだ。地味ながらも非常に重要である。

その他、神秘を振ることによるメリットデメリット。

　殴りの火力を出したいならば筋技に厚く振るべし。これは純技、脳筋、上質の全てに言える事で、「出血はオマケ」と捉えるならば合理的な判断になる。特に脳筋ビルドにおいては「歪んだ斧」「ソードランス」といった素でカテゴリの出血値を超越した武器が存在し、しかも技量補正が無いので完成も容易だ。ボス戦においてこの考え方は有利に働き、出血に期待する前に殴り殺す方が手っ取り早い事も多い。

　ただし無視できないのが、竜贄の印の祈祷補正の存在だ。神秘無振りの場合はバフ以外の祈祷はまるで使い物にならない。牽制程度が精いっぱいだろう。つまり遠距離での戦術幅が減る。神秘40での竜贄の印は祈祷補正299なので、まあ使い物にならないことはない。狂い火などの攻撃祈祷が使える、使えないの差は対人戦で大きな差となってのしかかる可能性がある。

　また神秘補正がかかるアイテムや戦技の存在も忘れてはならない。特に毒に関しては強力な補正がかかっているため、ボス戦では明確に楽ができる。
　毒についてより深く知りたい方は投稿者の別ビルドビルド/【攻略ホスト向け】血毒ビルドの新たな風　神秘大刀を参照。

　総じてどちらの戦闘能力が高いかはプレイヤーの思想に寄るが、こういった副次的な作用があることは覚えておきたい。

血派生マンと純粋神秘マンの違い

　出血ビルドの代表格といえば純神秘マン。元から出血値を持っている武器に限定して、高い攻撃力と出血値を両立したアグレッシブなステータスに仕上がる。ハッキリ言って純粋な攻撃力で複合ビルドが純神ビルドに勝ることはまず無い。曲剣や刀をメインに据えるのなら、明らかに純神の方が向いているだろう。

　逆に言えば、それ以外の武器で出血を付与できるのが血派生マンの強み。特に直剣二刀流で出血を狙えるのは非常に強く、これひとつで飯が食えるレベル。曲剣二刀流よりもコンパクトなモーションかつ「オンラインで滅多に出会わない」タイプなので初見殺しとして機能する。重装の耐久力を信じて直剣ブンブンで倒せる相手は結構多い。

ビルドの運用・解説

　とにかく接近戦の殴り合いに持ち込み、血派生武器で殴る。そうすれば勝てる。
　究極的にはそれだけのビルドと言える。

　闘技場以外のフィールドで接近戦に持ち込みたいなら防具は工夫しよう。例えば白面大山羊などは確実に、絶対に近接拒否される。見ただけで狙いがわかるようなのは上級者向けだ。
　逆に「斬られて初めて血派生だとわかる」のがベストだというのが投稿者の嗜好。ただまあ、モゴ剣を見せている時点で神秘ビルドなのはバレているのだが。そこを突き詰めたいなら、騎士大剣などを積むとより近接に持ち込みやすくなるだろう。

　ボス戦ではバフを仕込むと難易度が下がる。黄金樹に誓ってのほか、霊薬でブーストするとよい。
　連撃バフが使えるようなボスなら連撃バフが最有力だが、隙の少ないボスでは技量瘤が無難。戦技を使わないで戦うなら大山羊タリスマンを両手剣のタリスマンなどに換装するのも良い。

　例えばモーゴットの呪剣の両手持ちでちくちくジャンプ攻撃を入れるような戦い方もアリだ。モゴ剣は致命補正があるので、スローイングダガーで補助して崩し致命を狙うとなお良い。
　弾く硬雫＋デュエリングシールドで堅実に戦うという手もある。この場合の戦技は岩石剣。割と強いボスでも安全に戦えるのがウリ。

有用な血派生武器たち

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