場合によって異なるがタイマンにおいては基本純魔は弱い。
遠距離魔術が主になりやすい純魔は対人慣れしている人に攻め手がかけがち。
かといって魔術の当たりやすい中距離で戦うとなると今度は差し合いで不利になる。
近距離のリスクがないので槍二刀流などにはローリングを一生刺され続ける。
黄金魔力防護に対する対策も講じづらく、普通の魔力防護ですら非常にきつい。
魔力防護とカタール程度なら誰でも持つことができるので有利対面を作ることが難しい。
純魔は後ろから火力を出す能力に関してはピカイチなので侵入、協力、共闘などで輝くビルドだといえる。
技魔は近接と魔術をバランスよく扱える一方、近接に加え魔術切り替えも行う必要があるため操作が忙しい。
扱いになれれば隙がなくタイマンでは非常に強い。
一方多人数相手が主流な侵入では相手を瞬殺できる火力も攻撃範囲もないため不得手。
筋魔に関しては詠唱速度の関係上、魔術は補助的に使う程度の近接ビルドだと思おう。
豪快なユニーク戦技を持つものが多く使っていて楽しいビルドであることには間違いない。
冷気派生武器で手堅く戦うこともでき、タイマン、侵入、攻略どれもバランスよくこなせる。
一方魔法戦士といった趣からは少し外れるかもしれない。
知力60+技量40+ラダゴンの肖像で最速詠唱しようとすると、
知力70+技量30+アズールの輝石杖がほぼ全ての杖の魔法威力修正を上回る。
一部強化対象の魔術は威力を上回ることができるが誤差程度の火力差しか出ない。
またアズールの輝石杖を装備する場合ラダゴンの肖像を装備する必要がない。
ラダゴンの肖像をレベル+5相当のタリスマンに変更し余ったレベルを精神力に振る場合、精神力21以下ならむしろ実質FPは増える。
そのため低精神力で最速詠唱を狙う場合、魔術の威力だけで見るとアズールの輝石杖がほぼ最適解となる。
一方、武器威力を求める場合や高精神力の場合は他の杖を検討するといいだろう。
ステータス
| 素性 | 星見 | LV | 150 |
| 生命力 | 50 | 精神力 | 15 |
| 持久力 | 29 | 筋力 | 8 |
| 技量 | 35+5 | 知力 | 77+3 |
| 信仰 | 7 | 神秘 | 9 |
武器
| 右手1 | アステールの薄羽 | 左手1 | シャムシール |
| 右手2 | カーリアの王笏 | 左手2 | 聖句の木盾 |
| 右手3 | | 左手3 | |
防具
| 兜 | 女王の月冠 | 胴鎧 | ツリーガードの鎧 |
| 手甲 | ツリーガードの手甲 | 足甲 | ツリーガードの足甲 |
| タリスマン1 | 大山羊のタリスマン | タリスマン2 | ラダゴンの肖像 |
| タリスマン3 | ミリセントの義手 | タリスマン4 | 黄金樹の恩寵+2 |
戦技
| 戦技1 | 星雲 | 戦技2 | 輝剣の円陣(戦技) |
| 戦技3 | 回れ回れ | 戦技4 | カーリアの返報 |
| 戦技5 | | 戦技6 | |
魔法
| 魔法1 | カーリアの速剣 | 魔法2 | カーリアの貫き |
| 魔法3 | 魔術の輝剣 | 魔法4 | 流星群 |
| 魔法5 | ほうき星 | 魔法6 | 奇襲のつぶて |
| 魔法7 | | 魔法8 | |
| 魔法9 | | 魔法10 | |
解説
筆者お気に入りのビルド。
知力80技量40を確保し代わりに筋力、精神力、信仰、神秘が初期値とステータスは非常にピーキー。
しかし二刀流のDPSとアステールの薄羽のR2と魔術による牽制とバランス良く揃っている。
特化型には劣るものの得意な距離で立ち回ることで五分以上に持っていけるポテンシャルがある。
一方筋力が8と最低値のためサブ武器の候補が少ない。
杖にはカーリアの王笏を採用。
アズールの輝石杖と違い筋力初期値でも持て強力な戦技を有し魔法威力修正も高い。
戦技を活かすため今回は右手杖として採用。
回れ回れは複数回攻撃のためミリセントの義手とも非常に相性が良い。
回れ回れからの速剣は中装相手ならチェインするためミリセントの義手が発動した速剣が当たりかなりの高火力となる。
輝剣の円陣などで前ローリングを誘発して狙おう。
基本的な立ち回りは魔術の輝剣を置いてから曲剣二刀流や魔術で攻める。
曲剣2刀のジャンプ攻撃とジャンプ透かしからのダッシュ攻撃で択をかけていったり、杖のまま近寄って速剣を見せつつ後ろローリングをカーリアの貫きで狩るという動きが強い。
輝剣を見て遠ざかる相手には流星群で削っていくことができ、柱の裏に隠れる相手には奇襲のつぶてやカーリアの貫きを当てる。
近づいてくる相手にはリーチの長いカーリアの貫きやアステールの薄羽のR2で牽制する。
体力が減った場合、原輝石の刃を付けて純魔スタイルにスイッチできる。
瀕死時は左手の小盾パリィと右手の杖の高火力魔術でワンチャン狙いに切り替えよう。
概要
祈祷をメインに据えたスペル特化型信魔。
筆者が作ったビルド的にはトップクラスに強かった。
最速詠唱の祈祷だけでもクソ強いが魔術を絡めることでより幅のある攻めが可能になった。
個別ページ作っても良いけど、自分が対面したくないので作らない。
ステータス
| 素性 | 素寒貧 | LV | 150 |
| 生命力 | 50 | 精神力 | 38 |
| 持久力 | 27 | 筋力 | 10 |
| 技量 | 10 | 知力 | 52 |
| 信仰 | 32 | 神秘 | 10+8 |
精神力38と闘技場メインのビルドとしてはかなり振ってある。
理由はFP消費が非常に重い事と、FPが切れたら何も出来ないから。
ある程度聖杯瓶を飲むタイミングを選べるように精神力は振った方が戦いやすかった。
持久力はアギールの炎の最中に撃ち落とされないよう、強靭101を確保できる25を確保した。
筋力、知力はアズールの輝石杖の要求値まで、信仰は黄金の怒りを撃てる32まで振った。
単に祈祷威力を求めるなら純信だが、信魔にしかできない事で差別化を図る。
神秘は初期値で竜餐祈祷を使用するため銀雫の仮面で補っている。
武器
| 右手1 | アズールの輝石杖 | 左手1 | 黄金律の聖印 |
| 右手2 | セスタス | 左手2 | 聖句の木盾 |
| 右手3 | | 左手3 | |
黄金律の聖印は知力52、信仰32時点で威力修正316。
これは信仰72の黄金樹の聖印とほぼ同じ威力修正であり、十分な火力を持つ。
更にアズールの輝石杖で最速詠唱できるため祈祷に関しては並の純信や技信より強い。
一方アズールの輝石杖は知力52での威力修正254とあまり高くなく、魔術はFP1.2倍になるので補助的な仕様に留める。
セスタスは我慢触媒、聖句の木盾はカーリアの返報触媒。
防具
| 兜 | 銀雫の仮面 | 胴鎧 | ツリーガードの鎧 |
| 手甲 | ツリーガードの手甲 | 足甲 | ツリーガードの足甲 |
| タリスマン1 | 緑亀のタリスマン | タリスマン2 | 大山羊のタリスマン |
| タリスマン3 | ラダゴンの肖像 | タリスマン4 | 緋琥珀のメダリオン+2 |
銀雫の仮面は神秘+8と武器の物理攻撃力が-5%される効果があるがスペルには関係ない。
神秘+8に目が行きがちだが防具としての性能もかなり良くデメリットを踏み倒せるなら最強格の防具。
強靭は101を確保。
これ以上の強靭は有用な値が125で一気に上がり、銀雫の仮面を装備している場合は達成できない。
緋琥珀のメダリオン+2は黄金樹の恩寵+2でも良いが、タリスマンの付け替えの観点から緋琥珀のメダリオン+2を選択。
恵みの雫のタリスマンや耐性系のタリスマンに付け替える運用ができるのが利点。
戦技
| 戦技1 | | 戦技2 | |
| 戦技3 | 我慢 | 戦技4 | カーリアの返報 |
| 戦技5 | | 戦技6 | |
魔法
| 魔法1 | 火付け | 魔法2 | 獣の石 |
| 魔法3 | グラングの岩 | 魔法4 | 黄金の怒り |
| 魔法5 | 魔術の輝剣 | 魔法6 | 三なる光輪 |
| 魔法7 | 古き死の怨霊 | 魔法8 | アギールの炎 |
| 魔法9 | 黒炎の護り | 魔法10 | 黄金の魔力防護 |
物理、火、魔力、聖属性と多種多様なスペルを採用しており見ていて楽しいビルドになった。
魔術系ビルドに慣れていない人は何個かスペルを抜いた方が回しやすいだろう。
魔術と祈祷の組み合わせに関しては非常に奥が深いので、まだまだ考察の余地がある。
火付け
DPSの高い近接択。
獣の石
範囲発生が優秀な近接択。火付けからいい感じに繋がる。
グラングの岩
近距離~中距離の飛び道具用とチェイン要因。
近距離で当てた際のリターンが凄まじい。
黄金の怒り
チェイン火力要因。ジャンプや近接拒否としても優秀。
火付けでは高強靭相手では怯まずに不安だが黄金の怒りなら安心して吹っ飛ばせる。
消費FPが多いことが唯一の欠点。
魔術の輝剣
隙の大きい祈祷を打つ場合に隙消しとして打ったり、輝剣と同時に攻めたりする。
時間差攻撃が祈祷にはないため採用。
三なる光輪
中遠距離牽制とカーリアの返報要因。
三なる光輪→古き死の怨霊→自演返報とつなげることで濃い攻めが可能となる。
古き死の怨霊
威力は期待できないが拘束時間が長く怯みも長い。
前に詰められると容易に回避できるので三なる光輪で牽制してから打つと効果的。
一個だけ自演返報でパクってもいい。
これと一緒に攻めて火付け当てに行くもよし、これの後ろでアギールや黒炎の護り打つもよし。
アギールの炎
リーサルウェポン。クソ強祈祷。
スマラグの輝石のほうが本当は良いのだが、開幕黄金の魔力防護を貼られがちなのでアギールの炎を採用。
魔術の輝剣の射出と重なるように打つのが非常に強力でアギールの炎を止めようとする相手に魔術の輝剣が当たる。
ダウン追い討ちとしてもクソ強く、相手が後ろロリをしていた場合止めるのも避けるのも困難になる。
FP消費が大きいので打ち切れないことが多々ある。残存FPに注意。
黒炎の護り
くそ強バフ。相手の攻撃が物理一辺倒なら実質HP1.5倍に等しく、一発もらってもお釣りが帰ってくる。
このビルドでは魔術の輝剣やカーリアの返報の輝剣で隙消しできるので比較的打ちやすい。
胸に手を当てる直前まで回転できるので輝剣を展開している最中に打って相手を誘うのもいいかもしれない。
また、開幕アズール杖を見て黄金の魔力防護をかけてくる相手にもかけられる。
このビルドに黄金の魔力防護があまり機能しないので黒炎の護りでアドが取れる。
黒炎の護りを撃たれたとしても物理属性も2つだけなのでこれもアド。
黄金の魔力防護
魔術師を追い回せる武器が持てないので。
スペル候補
ハイマの大槌
主にダウンをとる事が目的。
ダウンを取った後、他のスペルを素早く繋げられるため起き攻めが非常に強い。
特に祈祷は範囲攻撃が優秀なものが揃っており、魔術より起き攻めの適性が高い。
強靭が発生するスペルのため強靭回復用としても。
狂い火
起き攻め適性が素晴らしくハイマの大槌でダウンした敵が前ロリ、横ロリ、様子見をしていた場合はほぼ確実にヒットする。
後ろロリが一番被害が少なく済むがアギールの炎と択になる。
カーリアの貫き
祈祷には後ろロリを安定して狩れるものがないので採用してもいいかもしれない。
威力は低いが最速詠唱なので十二分に強い。
火付け火付けか火付け貫きで択れる。
解説
信魔は武器、スペルの選択肢が他のビルドに比べても随一。
ただし、補正の関係上火力が出ず器用貧乏になりがち。
増えた選択肢、組み合わせをどう活かすかが醍醐味なビルド。
信魔向けスペルは溶岩と死の魔術、光輪と聖律の祈祷がある。
このうち溶岩魔術はクセが強いものが多く、死の魔術は杖の関係で150帯以下では火力が出ない。
聖律の祈祷は対人には向いてないので、差別化はほぼ光輪の祈祷だけ。
触媒とスペルの切り替えを強いられるので非常に難しいビルドになる(個人的には面白いのでおすすめだが)。
祈祷魔術両採用型信魔ビルドを組む場合はビルド/最速詠唱採用型知信ビルドで非常に深く考察されているので参考までに。
祈祷に関しては信仰60の神狩りの聖印が291、黄金律の聖印が知力信仰35で296と同等の火力を出すことができる。
信仰に振った方が武器威力は高いため、知力が必要な戦技やスペルを併用していかなければ祈祷戦士の劣化になる。
魔術には時間差で攻撃できるものが多いため、祈祷を魔術の絡め手でサポートする運用が良い。
カーリアの速剣は一部の行動から繋げて詠唱することで詠唱速度に関係なく素早く使用できる。
この行動にはしゃがみも含まれるため、しゃがみ→速剣と入力すると速剣が詠唱を省いて高速で発生する。
最速詠唱より早く発生する上、詠唱音も省略されるため見てから回避がまず無理。
ダッシュ状態からでも可能で伸びの良いダッシュ攻撃とコンパクトなしゃがみ攻撃で使いわけられる。
ちなみにしゃがみっぱからはできないがしゃがみ解除からでもできる。
しゃがみ保留も武器と同じく可能。
聖杯瓶を飲むモーションはローリングよりアイテムが使用可能になるタイミングの方が早い。
そのため聖杯瓶の後隙を各種アイテムで誤魔化すことができる。
特に有用なのが紐付き壺で魔力のつぶて並の火力を発生させつつかなり早く歩けるようになる。
それ以外では紐付き脂系統、投げ矢系統、扇の重力石によるキャンセルも有用。
場合によって使い分けられるようにスロットに入れておこう。
連続使用可能な魔術は他の魔術につなげることで、素早く詠唱することが可能になる。
魔術師必須のテクニックで活用の幅が広いため、連続詠唱可能な魔術を覚えて使いこなそう。
以下に有用な魔術の組み合わせをあげておく。
・カーリアの大剣→魔術の大つぶて、カーリアの速剣
詠唱を素早くキャンセルすることでチェインが可能になる。
・魔術の速つぶて→アデューラの月の剣
速つぶてをローリング回避した後相手が最速ローリングをするとアデューラが当たりやすい。
・ハイマの大槌→カーリアの貫き
最速キャンセルと遅らせキャンセルを使い分けることでの起き攻めが非常に強力。
・カーリアの速剣→カーリアの貫き
カーリアの速剣で怯んだ相手が後ろローリングを入力していた場合ロリ狩りになる。
・アデューラの月の剣、ハイマの大槌、カーリアの大剣→岩盤発破
相手の前ロリからの攻撃を誘い強靭でゴリ押す。
…などなど活躍の場は非常に多岐に渡る。
これら以外にも多種多様な組み合わせがあるので是非自分で試していただきたい。
通常振り向きには旋回するモーションがつく。
これは相手に背を向けた状態でロックオンしても同じ。
しかしロックオンと同時に前の方へスティックを傾けると振り向きモーションを出さずに最速で振り向ける。
輝剣の円陣などを展開して後ろを向いている状態から素早く発射したい場合に有効なテクニック。
通常輝石の速つぶては詠唱音が出るが詠唱速度が55程度以上の場合詠唱音が鳴らない。
またハイマの大槌からほうき星につなげても詠唱音が消える。
詠唱音を聞いてからローリングを押している人に有効。
ダッシュしながらガード突きできないか探ってたらなんか変なの見つけた…。
ダッシュ後進行方向と逆にスティックを入力とほぼ同時にR1で通常攻撃が出せる模様。
ガード突きも同様に可能。
聞いたことないけどなんかとっくの昔に発見されてそうなテクニック。
ちなみに魔術ではできんかった。
記憶スロットの切り替えボタンを長押しすることで先頭にセットされている魔術に移動する。
…ほとんどの閲覧者から「知ってる」と言われそうなので記憶スロットに関する筆者の私見も紹介する。
始めたての頃は記憶スロットを埋めるためにたくさん魔術を入れがちだが、むしろ3種類ぐらいで十分。
あらゆる状況に対応しようとして魔術を増やしてしまうと、切り替えに手間取って結局目当ての魔術を唱えられないという本末転倒なことが起こり得る。
そのため記憶スロットには役割別に絞って厳選した魔術を入れるようにしよう。
例えば
近距離攻撃用:カーリアの速剣、カーリアの大剣
遠距離攻撃用:流星群、輝石の大つぶて
牽制用:魔術の輝剣、輝剣の円陣
対ボス用:渦巻くつぶて、アズールの彗星
などなど用途別に分けて採用を吟味するのをおすすめする。
また一部の魔法は戦技でも代用できるため、記憶スロットがかさみがちな人はサブ武器の採用を検討しよう。
また記憶スロットの並び順は固定して見ずに切り替えられるように練習した方がいい。
その場合記憶スロットの並びは近距離で使いたいものから先頭に持ってくるのをおすすめする。
理由は遠距離魔法はゆっくり切り替えても問題ないが、近距離魔法は素早い切り替えが求められることが多いからだ。
このビルドも距離順になるように記憶スロットを並べている。
後は連続使用したい魔術がある場合はそれらが隣接するようにしよう。
このビルドではカーリアの速剣からカーリアの貫きにスムーズにつなげてロリ狩りしたいので間に魔術を入れていない。
また流星群は魔術の輝剣で隙消しをして打ちたいので魔術の輝剣の後に。
ほうき星は流星群からほうき星にチェインする可能性があるので流星群の後に並べている。
各々のプレイスタイルもあると思うので、自分にとって最適な並び順になるように吟味すると良い。