褪せ人喰い、アナスタシア のバックアップ(No.30)
最終更新:
:敵対NPC
指巫女を装い、無数の褪せ人を喰らった鬼女
褪せ人喰い、アナスタシア
狭間の地の広域で複数回に渡って侵入してくる敵対NPC。その名の通り人食いであろう。祈りの一撃をセットした神聖な解体包丁(燻り教会で侵入してくる個体のみ、乱撃をセットした無派生の解体包丁を装備している)を手に襲いかかってくる。
指巫女一式を纏っており、落とすアイテムも聖属性が付与されているものが多い。
解体包丁の両手でギロチンのように振り下ろすモーション後は隙だらけで、ここが反撃の狙い目である。ただし、ある程度距離が離れているとダッシュジャンプからこの技を繰り出して強襲してくるため、スタミナが少ないうちや盾のガード強度が低い時は注意しよう。また、死体臭のボロ家は侵入地点のすぐそばを犬がうろついており、横槍が気になるなら吊りだして事前に倒しておくと良い。
合計3箇所で戦う事が可能で、倒すとそれぞれに対応した戦利品を得られる。
Ver1.03現在、他の侵入NPCと同じく、本来侵入してくる場所で現れないという現象が報告されている。現時点では該当地域のボスを全て撃破してしまう事が関連するのではないかと推測されており、解体包丁などが欲しいのであれば早めのうちに戦うべきである。
余談だが、包丁を持った女のNPCはフロムソフトウェアの過去作であるソウルシリーズの恒例であり、初代『Dark Souls』に登場した敵対NPC「人食いミルドレッド」が一例としてあげられる。同じく同作に登場した「火防女アナスタシア」と同名であるが、プレイヤーの協力者である指巫女を装って人を襲っている点に今作ならではの個性付けがされていると言えるだろう。
出現場所
燻り教会
リムグレイブの祝福「呼び水の村のはずれ」から街道沿いにケイリッド入りしたところにある燻り教会の前。
戦利品は聖なる蠍。
周辺には何もいないので、純粋にタイマンを楽しめる。
先に祝福「燻り教会」を解放しておくとスムーズに再戦可能。
軽装の上に蠍装備であるためか、物理耐性が全般的に微弱なマイナスとなっている模様。特に刺突に弱い。非物理には全体的に若干強い。
推定ステータス
推定ステータス
属性 | 検証による 推定カット率 | 装備品からの 推定カット率*1 |
標準 | 約-4.6% | 9.025%? |
打撃 | 約-7.3% | 6.649%? |
斬撃 | 約-7.3% | 6.649%? |
刺突 | 約-11% | 3.462%? |
魔力 | 約23.5% | 23.471% |
炎 | 約22.4% | 22.447% |
雷 | 約22.7% | 22.707% |
聖 | 約24% | 23.910% |
ダメージ検証
ダメージ検証
- 周回:1周目
- バージョン:Ver.1.10
- アクション:武器の場合は物理攻撃力463前後、戦技「獅子斬り」
非物理の場合は単発かつ1000前後のダメージを与えられる魔術・祈祷・戦技のいずれか
- 物理攻撃の基準値はリムグレイブにいる「カイデンの傭兵」、非物理の基準はリムグレイブの「トロル」としている
- アナスタシアへの与ダメージを(1-装備品からの推定カット率)で割った値A(小数点2位以下は四捨五入)を求め、カット率0%でのダメージ再現を試みる
さらに、物理に限ってAをさらに1.1で割った値B、Aをさらに1.15で割った値Cを求め、蠍タリスマンの影響を調べる
能力値 | 使用武器 | 基準値 | アナスタシア | A | B | C |
筋力50技量26 | 重厚バスタ+17 | 1000 | 1046 | 1149.8? | 1045.3? | 999.8? |
重厚グレメ+16 | 1009 | 1083 | 1160.1? | 1054.7? | 1008.8? |
上質斬馬+18 | 1005 | 1078 | 1154.8? | 1049.8? | 1004.2? |
重厚錆び錨+15 | 1003 | 1114 | 1153.9? | 1049.0? | 1003.4? |
- 仮にアナスタシアの装備品が指巫女シリーズ(胴のみ軽装)であれば刺突カット率は3.462%である。かつ聖なる蠍のデメリット(物理カット率-10%)が有効であるとすれば、刺突カットは-6.191%となるはずである。
しかし実際の刺突ダメージは基準となるカイデン傭兵の約1.11067倍であった。
また、装備品からの推定カット率を元に、カット率0%の再現を試みたところ、再現された値は基準値の約1.15倍となった。
この場合、対NPC戦においては聖なる蠍のデメリットが対人戦同様(物理カット率-15%)に機能すると仮定すれば、刺突カットは-11.018%となり、ある程度実際のダメージと一致する。
- 今回の検証で設定した「1000前後のダメージ」は、1周目かつリムグレイブ~モーグウィン王朝の範囲において、エネミーの防御力による影響を完全に無視できると思われる数値である(聖樹の支え、エブレフェールまで無視できるかどうかは未検証)。
このダメージを用いた検証において、カット率0%の再現を試みたところ、物理については蠍タリスマンの影響と思われる誤差が生じ、非物理については基準となる標的に与えたダメージとおおむね一致した。
このため、ここでは防御力の影響はないものとしている。
- 基準に対する属性ダメージが200台のアクションで検証した場合、「カット率」では炎より雷が約0.3%だけ高いと思われるにも関わらず、アナスタシアへの与ダメージは雷の方が7上回るという結果が出た。
また、同じアクションでカット率0%の再現を試みたところ、炎以外は基準より値が上となり、特に雷は基準を明らかに上回った。
このため、アナスタシアの雷に対する「防御力」は他の非物理属性より低く、またリムグレイブのエネミーより低いと推測される。
- 上の検証と同条件で雷の槍5発の総ダメージと古雷の槍1発とを比較したところ、リムグレイブのトロルに対しては「雷の槍×5<古雷の槍」であるが、アナスタシアに対しては「雷の槍×5>古雷の槍」となった。
このため、与ダメージの基準をリムグレイブとして、防御力が高い敵との差はこちらの攻撃力が高まるにつれて縮まるが、低い敵との差も攻撃力が高まるほど縮まっていくと推測される。
死体臭のボロ家
アルター高原の祝福「罪人橋」から西に進み、ゲルミア火山入りした道沿いにある死体臭のボロ家。
戦利品は神聖な解体包丁。
周辺には野犬がいるので、戦闘前に排除しておくと安心。
祝福はないので、敗北した場合再度祝福「罪人橋」から死体臭のボロ家まで行く必要がある。
筋50技26、上質な斬馬刀+18(物理228+237)で獅子斬りを当てて1078ダメージ。燻り教会前の個体と同等であり、カット率に変化はないようである。
聖別雪原
聖別雪原の祝福「聖別雪原、奥地」から西、凍った川がL字にカーブしているあたり。
戦利品は古竜岩の喪色鍛石。
終盤ステージだけあって火力がかなり高くなっており、1周目でも祈りの一撃1発で半端な生命力やカット率のプレイヤーを即死させる凶悪さを持っている。
周辺には荷車を曳いたトロルと夜の騎士たちの移動コースがあるので注意。
コメント
装備しているとされる防具をプレイヤーが着ての推定