粗製ビルド向けの情報 のバックアップ(No.31)
最終更新:
:ビルド
粗製戦士
攻撃系のステータスにあまり振らず、生命力・持久力を重点的に上げ耐久力を高めるビルド。
過去作で粗製派生と呼ばれる補正がかからない代わりに基礎攻撃力が高い武器変質があったためこう呼ばれる。
耐久力が高いため攻略では敵の攻撃を受けやすく安心感がある。死なないことが最も大事な協力プレイにも適正が高い。前線で敵のヘイトを買って味方の負担を減らす事も協力プレイにおいては有効な戦略。
速攻には向かないが敵とじっくり腰を据えて戦いたい人、安定した攻略がしたい人にはおすすめのビルド。
今作で新しく追加された戦技システムの戦技の中には威力が武器強化度に大きく依存しステータスにあまり依存しないものも複数あり、それらを主体とすれば他のビルドと遜色のない火力を出すことが可能になった。
通常のビルドとは異なる戦技を主力にするビルドとして生まれ変わった。
一方、今作では粗製派生がないため通常攻撃の威力はあまり頼れない。
高周回になるといくら耐久力を高めても敵の攻撃を何度も受けられるわけではなく、火力を上げて敵の殲滅を早めるほうが生存につながることも多い。また高レベル帯になると他ビルドでも生命力、持久力にレベルを振る余裕が出てくるため相対的に粗製ビルドの強みは薄まる。
レベルを制限した低周回で輝くビルドだと言える。
能力値の振り分け
基本的に必要能力値を満たしたあとは、生命力・持久力・精神力に割り振る。
必要能力値まで上げずともタリスマンなどのステータス上昇効果や、両手持ちの筋力ボーナス込みで満たせるようにすれば装備の幅が広がる。
- 生命力
40で1450、50で1704、60で1900となる。
低レベル帯であれば伸びの良い40まで、余裕があるなら60まで伸びるため60まで振りたい。60以降は上がり幅が小さくなる。
緋雫の聖杯瓶の最大回復量は810。
- 持久力
装備重量の最大効率は25、スタミナの最大効率は30となる。
スタミナは50まであがるが装備重量は50以降も増えるため、より重装を目指すのであればそれ以上振る価値はある。
- 精神力
戦技を多用するのであれば振る。FPが100(精神16)程度あれば強力な霊体を呼べ、攻略が安定する。
青雫の聖杯瓶の最大回復量は220で、これは精神38(FP221)で届く。
- 筋力
基本的に武器の必要能力値を満たすだけでよいが、物理防御力と武器火力の両方に影響するため多少余分に上げても問題ない。
24まで振ると両手持ちで壺大砲、単眼の盾、番犬の錫杖などの強力な遠距離攻撃手段が使えるようになり戦術に幅が出る。
- 技量
筋力と同様武器の必要能力値を満たすだけでよいが、こちらは物理防御力に影響しないので筋力よりは優先度が低い。
- 知力
死かき棒が11、夜巫女の霧が14で使える。冷気武器を使用する場合は20程度まで火力の伸びが良い。
- 信仰
血炎の刃・防護祈祷・火の癒やしよが使える12、上位の防護祈祷と黄金樹に誓ってが使える27あたりが目安となる。
- 神秘
10まで上げることで血炎の刃が使える。毒や出血などの割合ダメージの蓄積値に関わるが、要求ステータスとしては求められないため優先度は低い。
ビルド例
名称 | 備考 |
粗製 戦士 | 筋力/技量/知力/信仰/神秘を最低限に抑えたビルド。 基礎ステータスに厚く振れるため耐久力が最も高い。通常強化の出血武器に血炎の刃を用いた出血戦術に向く。 |
筋寄り 粗製 | 筋力に少し振り、大型武器や大盾を用いて戦うビルド。 大型武器を持てることで選択肢が増える他、大盾を持つことで擬似的に耐久力が上げられる。 |
信寄り 粗製 | 信仰に少し振り、補助祈祷や信仰補正のある武器で戦うビルド。 カット率を上昇させる祈祷やリジェネ系祈祷が使えるため、しぶとさでは純粗製に引けを取らない。黒炎のスリップダメージなど敵のHPを削る手段も多い。 |
知寄り 粗製 | 知力に少し振り、冷気派生武器や知力補正のある武器で戦うビルド。 戦技による遠距離攻撃の手段が豊富であり魔術師と異なり耐久力も高い。凍傷による割合ダメージを与える戦術も得意。 |
素性
- 放浪騎士
- 粗製ビルドにあまり必要のない知力+神秘の値が最低値。
初期ステータスの時点で生命力・持久力が高く、物理カット率100%の盾を備えて防具も優秀。
多くのビルドに向く素性であり、耐久力も高いので粗製ビルドに適している。
- 預言者
- 知力の値が最低値。血炎の刃と上位の補助祈祷などを使用する場合には最適な素性となる。
筋技の合計値も低くどちらかを抑える場合も無駄が出にくい。
初期装備が貧弱で生命力、持久力が低く序盤は脆い事には注意が必要。
- 勇者
- 知力・技量の値が最低値。信仰を血炎の刃が使える12に抑えるなら預言者よりも高効率。
技量も最低値なので筋力系の出血武器を血炎の刃で補助する場合は最適な素性となる。
装備
武器に関して概ね以下の条件を持つものが粗製ビルドに適している。
- 能力要求値が低い、カテゴリ中で軽量である。戦技の付替えが可能or固有戦技がステータスにあまり影響しない。武器リーチの関係する戦技を使用する場合のみリーチが長い。
本作の粗製ビルドでは武器は戦技のための触媒としての傾向が強いため負荷の低さが重要視される。
- 出血などの割合ダメージを持っている。
攻撃力が低いため相対的に価値が上がる。
- ステータスに影響を受けない戦技を持っている。
固定威力であれば攻撃系ステータスを振らなくても良いため。
- 攻撃時に強靭の発生する武器や隙の大きい戦技など
耐久力の高さを活かして相手の反撃を受けてから返しやすい。
武器
短剣
- ダガー
筋5技9*1 重量1.5
円卓で双子の老婆から買えるほか、各地で君主軍の雑兵が落とす。
事実上必要能力値が存在しない。最軽量で戦技の付け替え可能。
血の斬撃や落雷などの戦技の触媒として優秀。
- 慈悲の短剣
筋7技12
カテゴリ内2位の基礎攻撃力を有し致命威力の高い短剣。
非常に高い致命威力に目が行くが、補正がワーストクラスに低いため粗製戦士が握る短剣としても非常に有力。
致命目的で使用するならば、基礎攻撃力の高い炎術や神聖派生が適している。
- 黒き刃
筋8技12信18
筋E技B信C(最終補正)
中盤で入手可能。
専用戦技「死の刃」の最大HP減少+割合スリップダメージが強力。
その性質上、特に味方人数が多いマルチプレイ時のボス戦において猛威を発揮する。
重量が軽く信仰以外の要求ステータスも低いので、ソロプレイにおいても戦技目的のサブウェポンとして携帯しておくと何かと助かる。
大剣
- 鉄の大剣
筋18(12)技10 重量12.0
最大強化時の基礎攻撃力365(標準)は派生可能な大剣で最も高い。とりあえず属性派生させるにも適している。筋力18で片手持ちの場合は標準の方が重厚より上回る。
マラソン相手である獅子の混種が強い上に希少であるため、集めるのは難しい。
安定してマラソンを行える場所はミケラの聖樹までお預けとなるため、それ以前の王都ローデイルで手に入れようとすると苦行を強いられる羽目に陥るのがネック。
- 失地騎士の大剣
筋17(12)技9 重量10.0
大剣装備の失地騎士が落とす。最大強化時の基礎攻撃力347(標準)であり、鉄の大剣とだいぶ差がある。
こちらは大竜餐教会など、フラグ立てなしでマラソン可能であるのが強みと言える。
- ガーゴイルの黒剣
筋18(12)技10信22
スリップダメージ付き固有戦技を持つ聖属性大剣。
専用戦技「死蝋斬り」は前方直線上に地を這う聖属性の衝撃波を飛ばす戦技。黒炎効果があり、威力がステータスの影響をほとんど受けない。そのため必要能力値付近でも十分な火力が出る。黒炎効果を持つ戦技の中では体勢崩し値が高く、ボス戦でスリップダメージを稼ぎながら体勢を崩せる。消費FPも16と軽く道中でも気兼ねなく使用できる。
基礎攻撃力もそれなりに高く、粗製戦士が持つ場合は冒涜の聖剣より表示火力が高くなりやすい。
- 冒涜の聖剣
筋22(15)技15信21
戦技命中時と敵撃破時にHPを回復する炎属性大剣。
専用戦技「略奪の炎」は前方直線上に地を這う炎属性の衝撃波を飛ばす戦技で、高威力かつ強靭削りが高く、吹き飛ばしダウンを取れ命中時にHPを回復する。威力は信仰に依存するので、信仰特化で打つ場合に比べると威力は劣るが、HP回復量は最大HPに依存するため粗製ビルドであればゴリ押ししやすい。攻略道中にも便利な性能ではあるが消費FPがやや重いため、常用する場合は精神力に厚く振っておきたい。
戦技と撃破時のHP回復効果を利用してHPを常に高い状態で維持しやすい。要求ステータスさえ満たせば攻略道中では頼りになるだろう。
- 死かき棒
筋15(10)技17知11
戦技性能が高い魔力属性大剣。
専用戦技「霊炎発火」はL2を押すと空中に連続ヒットして一定時間経つと炸裂する魔力属性の霊炎を発生させ、R1で前方の地面に一定感覚でダメージと冷気蓄積を与える霊炎を設置し、R2で範囲内の敵を吹き飛ばす霊炎の爆発を起こす戦技。凍傷込みでの火力が非常に高く、さらに単体にはL2orR1派生、集団にはR2と状況に応じて使い分けることができ、対応力も高い。
戦技火力は武器強化値の他、知力によっても伸びるが影響が非常に小さいため、必要能力値付近でも十分な火力が出せる。
道中とボス戦の両方で輝く性能であるものの、派生まで出すと消費FPが合計25と重いため、精神力に厚く振るか、消費FPが15で済む派生無しを使うかして対策するのがベター。
必要能力値が軽いで知力を伸ばさずともタリスマンや頭装備の付け替えのみで装備できるのも魅力。
大型で鈍重な敵には非常に強力なため霊薬とともにボス戦用の火力として知力瘤の結晶雫、魔力纏いの割れ雫とともに運用するのも良い。魔術の地のブーストも乗せれば3分もあれば余裕を持って倒せるだろう。
ただし武器の攻撃力は筋技に大きく依存し、基礎攻撃力も控えめであるため粗製ビルドでは表示火力が伸び悩む。戦技が必要ない場面では別の武器に持ち替えた方がいいだろう。
大曲剣
- 猟犬の長牙
筋18(12)技17
基礎攻撃力の高い大曲剣。
序盤から入手可能で手頃な能力要求値、喪色強化と独自戦技を備え攻略では非常に重宝する。
デフォルトで出血属性がついておりエンチャント可能なので血炎の刃や血脂でエンチャントしてやることで高い出血能力を得られる。ジャンプ攻撃を15%強化する特性もあり同重量帯の武器に比べて高い攻撃力を誇る。
専用戦技「猟犬の剣技」も普段使いしやすく非常に扱いやすい。
欠点としては戦技が固定で斬撃属性なため攻略では苦手な相手が存在すること。この武器をメインに据えるならサブ武器も用意したい。
- ザミェルの湾刀
筋16(11)技18
固有戦技ザミェルの氷嵐(戦技)を持つ大曲剣。
戦技が非常に扱いやすく、粗製戦士では貴重な自分の周囲を攻撃する手段となる。
戦技の冷気部分の威力はステータスに依存せず、高い凍傷蓄積値を備え粗製戦士に向く要素が揃っている。
一方で武器本体の性能は粗製向けではなく、通常攻撃が心もとない。
サブとして持つには重量9.0が重く要求技量も低いわけではないのが苦しいところ。
通常は他の武器を使い戦技が有効な場面で装備を付け替えると良いだろう。
斧
- 嵐鷹の斧
筋19(13)技15
カテゴリ内2位の基礎攻撃力を持つ斧。(最大強化時333)
ネフェリ・ルーを殺害すれば序盤から2本手に入れることができ、入手した瞬間から二刀流での運用が可能。
専用戦技雷嵐はモーションこそ戦技嵐呼びと同じだが武器と風で判定が分かれておらず、見た目以上に攻撃範囲が広い。さらに戦技発動から40秒間、武器攻撃力に雷属性+120が加算され、素の火力を底上げしてくれる。戦技火力も非常に高く、入手したての無強化の状態で1000を超えるダメージを叩き出す。
拘束力も優秀で、敵が怯めばそのまま連続ヒットし、合計ダメージは嵐呼びのそれを上回る。
NPCイベントを進めたい場合は中盤の王都ローデイルまでお預けとなるのがややネックか。
- 生贄の斧
筋16(11)技10
FP回復の特殊効果を持つ斧。
敵を倒すとFPを4回復するため攻略での継戦能力を高めることができる。背中に背負って黄金樹に誓ってなどの戦技触媒として運用するのも有効。
付帯効果にばかり目が行くが実は基礎攻撃力も変質可能な斧の中ではトップ。粗製戦士における純粋な武器としての運用も悪くない。
斧としては武器のリーチが若干短い。そのため炎撃などリーチの短さを補える戦技で補完するといい。
槌
- モーニングスター
筋12技8
最序盤から入手可能な出血付きの槌。
汎用槌4位の基礎攻撃力を持ちながら入手難易度が低く、出血と打撃を兼ね備える汎用性が高い武器。
モーションの一部に刺突属性がついており、打撃武器が苦手とする飛竜系の敵などに有効打を持てる点も魅力。
同カテゴリの出血付き武器である牙付き棍棒と比較した場合、重量はどちらも5.0で必要能力値もほぼ同じだが、リーチやタメ攻撃の強靭削り、複数本入手に周回が必要という点で劣るが基礎攻撃力はこちらが勝り、入手にマラソンが不要で刺突攻撃ができる点が強み。
粗製ビルドであれば、こちらを採用した方がいいだろう。
大槌
- つるはし
筋22(15)技10
各地にある坑道の鉱夫が落とす。基礎攻撃力が2番目に高い刺突属性の大槌。
基礎攻撃力こそ曲がり大棍棒に劣るものの刺突属性を備え、耐久力を活かしたゴリ押し刺突カウンターが狙えるのが最大の長所。強靭は両手持ちでしか発生しないので、カウンター運用したいなら両手持ちが良い。
他の大槌と若干モーションが異なるが、攻撃時の強靭や強靭削りは同等。R2の踏み込みが甘く、若干リーチが短い。また振り下ろししかないので、複数の敵を相手取るのはあまり向かない。
ドロップも最序盤から狙え手に入れやすいことも魅力。
- 曲り大棍棒
筋24(16)技10 重量10.0
最大強化時の基礎攻撃力355(標準)は派生可能な大槌でトップであり、筋力20以下で両手持ちするなら最も攻撃力が高くなる。基礎攻撃力が高い分属性派生も有効である。
ただし大柄なしろがね人相手のマラソンが必須である。
- 腐敗したバトルハンマー
筋26(18)技8
腐敗を持たせつつ変質可能なため、その他の状態異常とも共存させられるのが強み。付帯効果の腐敗蓄積は派生を変えても神秘を上げても変動せず、65で固定。乱撃との相性も良好。
特大武器
- 番犬の錫杖
筋34(23)技10
特殊戦技を持つ特大武器。湖のリエーニエの行き止まりの地下墓で無戦闘で入手可能、喪色強化の打撃武器、回避されない戦技、と攻略適性が高い。
特徴的なのが専用戦技「錫杖の魔術」であり、威力が武器の強化値依存でステータスの影響を受けない。粗製戦士では貴重な魔力属性攻撃を与えることができる他、敵対NPCに回避されないなど、独自のメリットが光る。
槍
斧槍
- 黄金のハルバード
筋30(20)技14信仰12
攻撃力の基礎値が高い斧槍。最序盤でツリーガードさえ倒せれば入手できる。
両手持ちのタメ攻撃が単純な振り下ろしで、他の斧槍の回転する両手持ちタメ攻撃よりモーションが短く、ボス戦などでは使いやすい。
戦技が「黄金樹に誓って(戦技)」で固定され、エンチャントができないことが弱点。
- 竜のハルバード
筋22(15)技10
専用戦技でエンチャントが可能な斧槍。
回転斬り(竜のハルバード)は回転斬りと同時に45秒間、雷攻撃力+160、冷気の状態異常80を蓄積するエンチャントを施す。
エンチャントの属性攻撃力が高く、冷気属性による割合ダメージを狙えることから、低ステータスでも十分な火力を出すことができる。
必要能力値も低く両手持ち運用であればゲーム序盤からでも使用できる。
鎌
- 墓場の大鎌
筋17(12)技13
基礎攻撃力の高い鎌。補正が非常に低く出血を備える粗製戦士の筆頭武器候補。必要能力値も低いためほとんどのビルドで装備できる。
デフォルトで出血値を備えているため血炎の刃でエンチャントすることで、攻撃系のステータスに振らずともかなりのダメージを稼げる。
粗製ビルドに適した出血武器の中でも、変質可能な長柄武器のため回転撃が付けられるのも大きなメリット。
出血が効かない相手に対しても高い基礎攻撃力と戦技の付け替えで対応しやすく様々な局面で活躍できる。
おまけとして装備中は抗死耐性が+35される。
入手は敵ドロップではあるが最序盤からでも入手可能。ドロップは渋いが早期入手できれば攻略では大きな助けとなるだろう。
拳
- 棘球拳
筋12技8
基礎攻撃力が高く出血属性を備える拳。
メイン武器を張れる性能をしているが要求能力値が低く、重量も軽いためサブ武器としても採用しやすい。
手数が多く両手持ちで血炎の刃が両手にかかるため非常に相性が良い。
爪と比べても見劣りしない出血性能に加え出血が効かない相手に通りやすい打撃属性を備える。
独自モーションのR2はリーチこそ短いものの、モーションが素早く、ため時間が短いため体勢を崩しやすい。
欠点は拳特有のリーチの短さと、戦灰などの選択肢が狭いこと。
入手は王都ローデイル到着後となるので、それまではスパイクセスタスで代用すると良い。
爪
- 猟犬の爪
筋10技15
基礎攻撃力の高い爪。
血炎の刃を使用することで出血が通る相手に非常に高いDPSを叩き出せる。基礎攻撃力が高く出血ダメージがメインであるため必要能力値付近で使用しても凄まじい火力が出る。
重量が軽くガード貫通効果を備え戦灰の付け替えが可能なので戦技用触媒としても有用。
一方、出血ダメージがメインであるため出血が効かない相手には苦戦を強いられる。
火山館の猟犬騎士を倒すことで最序盤からでも入手可能。倒すのが難しい場合は後ろから毒霧をかけることで気づかれずに倒せる。
遠距離武器
- 手持ちバリスタ
筋30(20)技14
両手持ちで使用するため実質的な必要筋力は20。
壺大砲に比べて最序盤から入手可能で重量も軽いため、攻略初期において貴重な遠距離武器として活躍する。
射撃後の反動が大きく交戦向けでは無いが遠距離から一方的に撃てる場面で輝く。
- 壺大砲
筋34(23)技12
両手持ちで使用するため実質的な必要筋力は23。
能力補正がないため必要能力値を満たすだけで最大限威力を発揮できる。
手持ちバリスタと比べて高負荷であるがその分高威力。喪色強化であり強化しやすいのもメリット。
なお基礎攻撃力が全武器中トップで+10強化時は672に達する。普段は近接武器としては使えないが騎乗時は砲身で殴ることができその異常な攻撃力の一端を垣間見ることができる。残念ながら騎乗時以外は近接攻撃ができないものの、仮にできていたら粗製戦士の筆頭武器だったに違いない。
盾
- 神聖画の盾
筋22
自動HP回復効果を持つ大盾。高い最大HPを最大限活かせる自動回復効果は非常に有用。特に粗製ビルドでは戦闘時間が長くなるため、その恩恵を受けやすい。
背負っても効果が発動するため武器を両手持ちにする際の相方としても使える。大盾としての性能は低いのでガードを多用するのであれば他の盾を検討したい。
- 単眼の盾
必要筋力36(24)
専用戦技「炎の唾」で遠距離攻撃可能な大盾。
ステータスによる戦技威力の補正がないため粗製ビルドでもフルで性能を発揮できる。壺大砲より更に高威力で遠距離ビルド顔負けの火力が出る。遠距離攻撃としてバリスタと比べると射程で劣りFPを消費する代わりに爆風範囲と威力が大きい。
あまり遠くには飛ばないが、発射された炎は山なりに飛び着弾地点で爆発して広範囲の敵を吹き飛ばす。ノーロックで当てられるようになれば攻略・対人共に役立つ。
盾自体の攻撃力も高いため両手持ち運用も面白い。近距離はガードしながら手堅くダメージを稼いで、遠距離の相手には戦技で大ダメージを狙える。
- 蜷局の盾
筋10技10
専用戦技「毒蛇の噛みつき」で猛毒状態にできる小盾。
戦技の毒蓄積が高いため、1、2回当てれば猛毒状態にできる。強敵との戦闘開始時に当てればそこそこのHPを削ることができる。
射程が長いため中距離戦技としても扱え、消費FPが軽く地味に威力と怯み性能も悪くないので雑魚相手にも便利。
要求能力値が低く重量が1.5と軽くサブ武器として仕込みやすい一方で盾としての性能は殆ど期待できない。
タリスマン
- 緋色種子のタリスマン
緋雫の聖杯瓶の回復量を高める(1.2倍)
前線でヘイトを買う動きをする場合HPが減りやすく、最大HPも高いので聖杯瓶の回復量が増えるタリスマンは有用。
- シャブリリの禍
敵に狙われやすくなるタリスマン。
協力プレイにおいてボス戦等でヘイトを買うことで味方の生存率に貢献できる。タンクプレイがしたい場合に有用なタリスマン。
戦技
戦灰
戦技の遠距離部分は武器強化値が威力に大きく影響しており、能力値の影響が大きくないため粗製ビルドと相性がいい。
- 落雷
技量補正の雷を落とす中〜遠距離戦技。粗製であれば鋭利派生より雷派生でダメージが上回り、貴重な雷属性攻撃手段として有用。雷派生の場合武器によって威力は増減しないがなぜかガード貫通効果は乗る。
雷属性単一でタリスマンや各種バフなどの戦技と雷属性を強化する手段で威力が上昇する。雷はロックした敵の真上に落ちるため、各地の鳥系のモブの処理に効果的。
強靭削りや怯ませる力は低いため、高強靭で迫ってくる相手は少し苦手。
王都ローデイルのスカラベが落とすため、戦灰の入手が遅いのが難点。
- 回転撃
頭上で武器を回転させて攻撃する戦技。槍/斧槍/鎌で使用可能。
出血武器に血炎の刃をするだけで神秘派生や血派生以上の出血頻度を誇る。
通常攻撃より明らかに出血蓄積が高いため、内部的には攻撃が複数回ヒットしている模様。
出血が効く相手に対して非常に強力で一瞬で戦闘を終わらせられる。
- 黒炎の渦
長柄武器に黒炎を纏わせ回転させることで攻撃する戦技。ボタン長押しにより、締めの一撃以外にも黒炎判定が発生する。
武器攻撃判定は最初の2ヒットのみで、主要ダメージ源は信仰補正の炎攻撃と黒炎による継続ダメージである。このため武器攻撃力の優先度は低く、信仰に一切振っていなくても炎術派生さえさせていれば一定以上の火力は出せる。
武器の長さや武器種そのものは攻撃範囲や火力に影響しないので、スタミナ消費の少ないルッツエルンあたりに付けてしまってもいい。
戦灰の入手に終盤のボス神肌のふたりの撃破が必須になるのが難点。派生なしでも良いなら中盤で神肌剥ぎの初期戦技として使用可能。
- 血の斬撃
全ての剣で装着可能な戦技。
ステータス影響が少なく近中どちらにも対応できる。
出血効果もあり粗製ビルドと相性がいい。
- 冷気の霧 / 毒の霧
鞭/拳/爪以外の全ての近接武器に装着できる戦技。
単に霧を出すだけでなく、武器本体にも冷気/毒のエンチャントが付与される。そのため、冷気/毒派生が持つ状態異常の蓄積量を底上げでき、霧と武器攻撃を合わせれば、ほぼ一瞬で凍傷/毒の発症が狙える。
短剣や直剣などの軽量武器に装着し、サブ武器として仕込んでおくと便利。
戦灰の入手はそこそこ早め。
- 氷槍
魔力属性の氷の槍を飛ばす戦技。両刃剣/槍/大槍/斧槍で使用可能であり、技量と知力の補正がかかるが影響が小さい。
冷気派生で高いダメージが出る。
凍傷による固定ダメージと補正の低さは粗製ビルドと相性抜群。
体勢崩し値と消費FPのバランスが良く扱いやすい。
短いモーションで近中どちらもこなせる優良戦技。
- 祈りの一撃
回復効果を持つ叩きつけを行う戦技。斧/大斧/槌/フレイル/大槌/特大武器で使用可能。
回復効果は最大HPの30%であるためHPが多いほど回復量が多い。
魔法
魔術
- 夜巫女の霧
知14
スリップダメージを受ける霧を発生させる魔術。
威力が固定であるため、知力14さえあればフルで性能を発揮できる。知力9の素性放浪騎士であればタリスマンやゴドリックの大ルーンで必要能力値を満たせる。そのため知力を伸ばさずとも要所で使えるのは大きなポイント。
効率的にダメージを与えるために敵を霧の中に留める必要がある。知力12で使える魔力の盾は敵を引きつけやすくなるので併用するとよい。ワンアクションで与える総ダメージ量自体は高いので夜巫女の霧だけでも十分ボスも倒せる。動き回る敵は苦手なのでそういった相手には素直に別の攻撃手段を用意しよう。
序盤のダメージ源としては優秀だが、宿将オニールを倒さないと入手できない。宿将オニールは最初から挑めるが少々手強い相手なので倒すならある程度育成を進めたほうがいいだろう。序盤から使いたいなら後ろから毒殺すれば時間はかかるが安全に入手することもできる。
祈祷
- 獣の生命・恵みの祝福
信12消費FP18・信24消費FP30
擬似的に耐久力を高めることができるリジェネ系祈祷。
獣の生命は自身のHPを120秒間、毎秒5(累計600)回復する。累計の回復量および秒間の回復量は最も少ないがFP効率は最も良い。
恵みの祝福は自身と周囲の味方のHPを90秒間、毎秒8(累計720)回復する。
- 魔力防護・炎防護・雷防護・聖防護
信10消費FP20
90秒間、自身にそれぞれ対応した属性に対する35%のカット率を得る。
要求ステータスが低く効果時間が長い。手軽に耐久力を高められるため粗製ビルドのコンセプトと合致する。
- 黒炎の護り
信30消費FP30
自分に70秒間、物理に対する35%のカット率を与える。
物理カット率を得ることができる唯一の祈祷で、カット効果だけを見るとゆでエビやゆでカニよりも上。
デメリットとしてHP回復時の回復量が減少する。
- 竜雷の加護
信21消費FP20
70秒間、自分に状態異常耐性と攻撃してきた相手を怯ませるカウンターのような効果を与える。デメリットとして雷属性の被ダメージが増加する。
耐久力が高めな粗製ビルドでは相手をひるませる効果を誘発しやすい。
また高耐久ビルドが苦手とする出血や毒などの割合ダメージに対する対策にもなる。
- 黄金樹に誓って
信25消費FP47
自分と周囲の味方に80秒間、攻撃力増加、被ダメ軽減のバフを与える。
同名の戦技よりも高性能で持続が長く、範囲内の味方にも効果あり。
対人戦では効果量が半減する。
- 血炎の刃
信12神10消費FP20
右手の武器に60秒間、炎属性と血炎効果のエンチャントを付与する。
炎属性は祈祷補正に影響を受けるが本命の血炎効果は補正に影響を受けないため必要能力値でも問題なく使用できる。
要求ステータスが低く割合ダメージの出血を狙えるため粗製ビルドとの相性は良好。素性放浪騎士でも秘匿の仮面を装備すれば神秘初期値で運用可能。
粗製ビルド向きの武器で元から出血属性を備える墓場の大鎌や猟犬の長牙は特に有効。入手時期も近く、最序盤から敵の出血を狙える。
コメント
筋力最低値は星見の8、技量は勇者の9