Ver.1.03において、攻撃力や行動AIに弱体化のバランス調整が施された。とはいえ、装備を丸々コピーする能力ゆえ、囮役はもちろんプレイヤーのスタイルに合わせた多様な役割を担える器用さはいまだ健在である。
変体時、攻撃判定付きの霧を伴って出現する。
変体が完了した後は基本的に近接タイプのNPCと同様の動きで、敵へ積極的に接近しにいく。
戦闘中は右手武器の両手持ちを多用する傾向がある。使用する戦技も主に右手のもの。
盾を含む左手の戦技はあまり使わないが、たまに左手武器を両手持ちして使用することがある。また、爪などの両手持ち操作で二刀流になる武器は片手で使ってしまう場合もあり、安定しない。
左右で同じカテゴリの武器を装備した二刀流状態だと、右手武器の両手持ちと、左手武器を両手持ちしての戦技使用を一切しなくなる。右手だけの片手攻撃と左右両方の二刀流攻撃のどちらを繰り出すかはランダムの模様。
- HP
プレイヤーに比べはるかに多く、囮役として優秀。またプレイヤーの生命力に比例して写し身のHPも多くなる(有志の検証によるとプレイヤーのHPの約3.29倍)。聖杯瓶は使用しない。
- FP
無限なので各種燃費を気にする必要がない。当然、FP消費系アイテムとも相性が良い。
- 他ステータス
装備品や魔術/祈祷などの必要能力値などもしっかり反映されるので、プレイヤーが能力値不足で発動できない戦技などは同じく発動できず、不発して大きな隙を晒してしまう。
- 大ルーン・狂い火
大ルーンの効果はコピーされないため、大ルーン抜きの状態で写し身の能力を想定する必要がある。
狂い火状態もコピーされないので狂い火石で回復が出来ず、逆に発狂値が溜まってしまう。
- 状態異常耐性
出血・毒・腐敗に対して完全耐性を持つ。
その一方で、発狂・睡眠・死は通用する。特に死は使用するボスもいるので注意。
- 特殊効果
「命中時にHPを回復する」武器や戦技の効果は発動するが、「撃破時にHPが回復する」効果は発動しない。
- 致命の一撃
プレイヤーと同様、背後を取った場合や体勢を崩した敵へ致命の一撃を行うことができる。
ただ、通常はパリィを使わないようで、写し身が自力で致命を狙える状況は少なめ。
反対に、敵のパリィなどで体勢を崩してしまうと致命の一撃を受けてしまう。
投げ技・噛みつき・抱きつきといった掴み攻撃もプレイヤー同様食らってしまう。
- パリィの使用
装備次第ではパリィを行うが、以下の条件が要る模様。
・刀、刺剣、曲剣、拳のいずれかの二刀流モーション状態(短剣、爪は不可の模様?)
・左手に持つ武器にパリィが装着されている
・拳系の武器の場合、右手が素手ではない
上記の状態であれば使用するが、狙いすまさずに乱発する、いわゆるおねがいパリィになる。
FPが無限なので燃費の心配がいらず、プレイヤーよりも装備自由度が高い。ただし、写し身は武器を持ち替えないため常に片手を触媒で埋める必要がある。
- 攻撃系
ほぼ全て使用可能で、触媒の「付帯効果」も受ける模様。
タメ使用が可能なものは、基本は溜めずに乱射しつつ、たまに溜めて使用する。
長押しで連射や連撃するものは1段目で止めてしまうことが多く安定しない。特にブレス系など
- バフ系
ほぼ全て使用可能だが、効果時間やタイミングは考慮しないので、AIの機嫌次第では敵の目前で詠唱したり同じバフを連続使用してしまう場合がある。
- 回復系
写し身のHPが50%を下回っている間は回復系の祈祷も使用するようになる。使用頻度にはかなりムラがあり、ほとんど使用しなかったり、逆に連発してしまったりと不安定。
恵みの祝福などの持続回復系は連発による影響が大きいので注意。
- 使用しないもの
星灯り、影送り、暗闇といった特殊な補助系は使用しない模様。
プレイヤーの装備アイテムとその数を参照するので、最大10種類のアイテムを使わせることが可能。
攻撃・エンチャント・バフ系などほぼ全てのアイテムを使用するが、戦闘中もアイテムを多用する傾向があるので持たせ過ぎるとまともに戦ってくれなくなる。
- ポーチ(ショートカットで使用できる4+2箇所の装備欄)
ポーチに装備中の6種類のアイテムは使用しない。その為、自分はよく使うが写身には使ってほしくないゆでカニなどのアイテムはそちらに装備しておくと良い。
- 使用回数
プレイヤーの装備アイテムの所持数がコピーされるため、1つしか持ってなければ写し身も1回しか使わない。
木箱などで所持数を調整してから召喚することで、写身に持たせる在庫数を調整することができる。
この所持数はプレイヤーとは別枠なので、貴重な消耗品をプレイヤーは消費せずに写し身に与えることが可能。
- 使用しないアイテム
ランタン、霊薬、盾脂、帳の恩寵、各種苔薬、誘惑の枝、虹色石/灯り石、○○の拘束具など一部アイテムは使用しない。
Ver.1.03以降緋雫の聖杯瓶も使用しなくなった。