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マルチプレイは様々なフィールドやダンジョンで行うことができる。
複数人でエリアを攻略する「協力プレイ」、それらを阻む「侵入プレイ」などが存在する。
鉤指の主としてマルチプレイの中心となるホスト、各々の方法で参加するゲストに分かれる。
マルチプレイをする際は「自身のレベル」と「武器強化段階」によってマッチングできる幅が存在する。ホストやゲストとレベルや武器強化段階に大きな差がある場合、後述の合言葉を使わないとマッチング出来ない。
この仕様により、レベルか強化値のどちらかが極端に高いとマッチしにくくなってしまうため、マルチプレイを遊ぶときは留意しよう。武器は遊んでいるエリアで拾える鍛石が指標になるが、レベルは本作の仕様上かなり幅があるので、友達と遊ぶときは下記の合言葉を利用しよう。
現在、有志の検証によりレベルによるマッチング範囲は以下の通りとされている。
協力プレイ:ホストのレベル-10%-10からレベル+10%+10まで
敵対プレイ:侵入者のレベル-10%からレベル+10%+20まで
また、レベル311(301や310という説もある)から最大レベルの713までは無制限帯となり、この間のレベルであれば、レベルに関係なくマッチングする。
本作はダークソウル3と同様、プレイヤーの武器の強化段階によってもマッチング範囲が変化する。有志の検証によりレベルによるマッチング範囲は以下の通りとされている。
協力・敵対プレイ:低武器レベル帯で武器レベル±3、高武器レベル帯で武器レベル±4~6
※武器レベルは通常強化の強化段階、喪色は一段階強化につき+2.5扱いで小数点以下切り捨て。
整数になるように端数調整され、2→5→7→10→...という扱いになる。
武器は強化段階によってマッチング範囲の変動幅が大きく、上限と下限で±の値が異なる場合もあるため、範囲の特定が難しい。よってマルチの際はあらかじめ相手側の武器強化段階の確認を行っておくとよい。
なお、武器の強化段階は入手・強化の時点で決定され、その後に捨てたり木箱に入れても元に戻らないので注意。
特に序盤専用のキャラを作成する場合は、失地騎士の斧槍、ロジェールの刺剣、スピア等の強化済みの状態で手に入る武器に関わらないよう細心の注意を払う必要がある。
エルデンリングにはマルチプレイ用のアイテムが存在する。
これらのアイテムは、基本的にオンラインマルチプレイで使用するが、指切りだけは協力NPCに対して使用することもできる。
マルチプレイ用のアイテム | 入手方法 | |
鉤呼びの指薬 | 他プレイヤーの召喚サインが見えるようになる消耗品 マルチプレイが成立しなければ消費されない | アイテム製作、マルチプレイの完遂など |
---|---|---|
指切り | 召喚した協力者および闘士を元の世界に送還できる または他世界から帰還する | 祝福「漂着墓地」近くの遺体 |
褪せ人の鉤指 | 協力プレイ用の召喚サインを書くことができる | |
金の小偶像 | 協力プレイ用の召喚サインを近くのサイン溜まりに送る | 殉教者の偶像に初めて触れる |
闘士の鉤指 | 敵対プレイ用の召喚サインを書くことができる | リムグレイブ闘技場の扉前の遺体 |
赤の小偶像 | 敵対プレイ用の召喚サインを近くのサイン溜まりに送る | |
爛れた血指 | 他プレイヤーの世界に「血の指」として侵入する 一度の侵入につき一本消費する | 各地の商人が個数限定販売 アルター高原の祝福「世捨て商人のボロ家」の商人が無限販売 |
血の指 | 回数に制限なく他プレイヤーの世界に「血の指」として侵入する 入手後、マルチプレイメニューの「爛れた血指」と置き換わる | NPCイベント「白面のヴァレー」 |
背律の指 | 他プレイヤーの世界に「背律者」として侵入する | 火山館の客間 |
血指の幻影 背律指の幻影 | 侵入した世界で使用すると鉤指の主の近くへ移動する 「血指の幻影」は血の指が、「背律指の幻影」は背律者が使用できる | 他プレイヤーの世界に侵入すると3つ入手(持ち越し不可) |
大ルーンの幻影 | 侵入した世界で使用すると、周囲の敵に血の祝福を与える | モーグの大ルーンを有効化して他世界に侵入すると3つ入手(持ち越し不可) |
嘲弄者の舌 | 有効にしておくと侵入を受けやすくなる。(詳細はページ先へ) 「鉤呼びの指薬」と併用する必要がある | 円卓の下階の広間にいる侵入者「狂い舌、アルベリッヒ」からドロップ |
白い秘文字の指環 | 有効にしておくと、プレイヤーからの侵入を受けた際、協力者となる狩人を自動的に召喚する | 円卓の双子の老婆から1000ルーンで購入 |
青い秘文字の指環 | 有効にしておくと、上記のプレイヤーの世界へ狩人として自動的に召喚される |
なお、マルチプレイ用アイテムではないが、マルギットの拘束具やモーグの拘束具は、敵対者が近くにいるかどうかを判定するために使用することができる。詳細はTIPS・小ネタを参照されたい。
サインを介した協力ゲストプレイヤーの召喚、金色の霊体「鉤指」としての協力プレイが可能。
一度に召喚できる協力ゲストは2人までで、いずれかのエリアボスを倒すことが目的となる。
メインメニューからマルチプレイを開き、「マルチプレイ合言葉」を設定しよう。ここを入力すると、同じ合言葉を入力したプレイヤー同士でのみマッチングするようになる。
合言葉を利用するとレベル差に関わらず確実にマッチングできる一方で、協力者がマッチング範囲上限を超えている場合は召喚される側のプレイヤーのステータスに減衰補正、いわゆるレベルシンクがかかるので注意。なおダークソウル3と異なり装備重量に減衰補正はかからないため、本作は「合言葉で呼ばれたらいつの間にか重量ローリングだった」という事態は発生しない模様。
ランダムマッチングに戻したい場合は、マルチプレイ合言葉を未設定に戻せばよい。
サインを介した敵対ゲストプレイヤー「闘士」の召喚、「血の指」もしくは「背律者」としての侵入プレイが可能。
いずれも赤い霊体となり、ホストの撃破が目的となる。
侵入には消費アイテムの「爛れた血指」か、何度でも使える「血の指」もしくは「背律の指」のどれかが必要。「血の指」は白面のヴァレーのイベントを進めるとバラ教会でヴァレーから貰える。「背律の指」は火山館にて「火山館の一員になる」ことで客室に置かれ、それを拾う。
通常は協力マルチプレイ中のホストしか侵入されないが、「嘲弄者の舌」を使用したホストは協力プレイ中でなくても侵入される状態となる。ホストが協力者を呼ばずソロで活動している場合、侵入されるゲストは1人。ただし、狩人を含めた協力者がいる状態で「嘲弄者の舌」を使用した場合、敵対ゲストの参加上限が2人に増える。敵対ゲストが2人いる状態では協力ゲストは1人しか参加できない。過去作経験者でソロプレイでも侵入があった方が楽しい、という人は「嘲弄者の舌」を使おう。
Ver.1.06より遠方を含むより広い範囲に侵入を試みる機能が追加され、侵入先を「近辺のみ」又は「遠方を含む」で選択出来るようになった。
侵入する地域の範囲はサインだまりとは関係なく、
▪「近辺のみ」はゲストが今居るエリア内のみ(Ver.1.05以前と同じ)
▪「遠方を含む」はゲストのマップで明らかとなっている地域全て(フィールドなら地図断片入手済みまたは地図断片無しでも立ち入りで雲が晴れた地域、ダンジョンは立ち入りでマップに表示されたものが対象。レガシーダンジョンはフィールドではなくダンジョン扱い)
「白い秘文字の指環」を使用すると、侵入者がいる時に他世界のプレイヤーへ助けを求めて協力マルチプレイを始めることができる。
救援のために召喚されるゲストは青い霊体「狩人」となり、侵入者の撃破が目的となる。
救援に入るゲストのマップで明らかとなっている地域やダンジョン全てが召喚先の対象となる。
2022年12月7日のアップデートVer1.08で追加されたオンライン用のコンテンツ。
詳細は闘技場ページへ。
対人においてプレイヤーを倒した際の獲得ルーン数は「倒されたキャラクターが現在のレベルに上げる際に必要なルーン数」を基に算出される。
ホストが侵入者を倒す | 必要ルーンの約15% |
---|---|
協力者が侵入者を倒す | 必要ルーンの約5% |
侵入者がホストを倒す 侵入者が協力者を倒す | 必要ルーンの約4% |
ホストが闘士を倒す | 必要ルーンの約2% |
闘士がホストを倒す 侵入者が闘士を倒す | 必要ルーンの約1% |
これを利用して倒した相手のレベルを推測することができる。
(レベルアップに必要なルーン数はレベルアップを参照)
今作では非同期要素についてユーザーが自由にグループを設定できるようになっている。
グループメンバーの非同期要素は非グループより優先して表示されるようになる。
グループはユーザーがグループキーワードを自由に設定し、そのキーワードを共有することでグループメンバーとして扱われる。
ほぼ同時刻に同じエリアをプレイしている他プレイヤーの姿が、一定時間だけ幻影として表示される。
幻影の動きを見ることで、敵や罠の有無といったヒントが得られる。
グループメンバーの幻影がいる場合、他の幻影よりも優先的に表示される。
他プレイヤーの死に様が血痕としてエリアに残る。
これに触れることで、隠された脅威についてのヒントが得られる。
メインメニューの「メッセージ」またはアイテム「褪せ人の老指」を使用すると、地面にメッセージを書くことができる。
1人のキャラクターにつき書き残しておけるメッセージは10個までで、11個目を書くと古いものが1個削除される。削除したくないメッセージはロックしておく事が可能。
メッセージは以下の4つの形式から選べる。
書いたメッセージは他世界に伝播し、他のプレイヤーがそれを読むことができる。
さらにメッセージが他のプレイヤーに評価されると、HPが回復する。回復量は最大HPの50%で、よい評価と悪評どちらでも回復する。
よい評価の数が増えるに従って、メッセージを読んだときに表示されるアイコンの見た目が派手になっていく。フィールド上に表示されるメッセージの見た目は変化しない。
よい評価の数 | アイコンの見た目 |
0~ 99 | デフォルト。 |
---|---|
100~199 | 少し明るくなり、光の筋が増える。 |
200~299 | 更に明るくなり、光の筋が更に増える。 |
300~499 | 色が薄い黄金に変わり、光の筋が太くなる。 |
500~ | 最大の状態。黄金の光が燦然と輝く。 |
アイコンの見た目は、あくまでもよい評価の数で変わる。悪評の数は影響しない。
例えば、悪評が500個付いても、よい評価が99個以下ならアイコンはデフォルトのままである。
他プレイヤーのメッセージを読んだ時に表示される「評価総数」は、よい評価と悪評を合計した数である。
評価数はセーブデータではなくサーバーに保存されるため、バックアップでセーブデータを巻き戻しても減らない。
なお、同一グループのプレイヤーのメッセージは、特別な見た目に置き換わる(ゲーム内ヘルプより)
また、プレイヤーが書いたものとは別に、攻略のヒントやNPCイベントに関連したメッセージが存在し、そうしたメッセージの内の幾つかはフィールド上でプレイヤーが書いたものより光の筋が大きく目立つようになっている。
こちらはオフラインでも表示される。
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