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マルチプレイは様々なフィールドやダンジョンで行うことができる。
複数人でエリアを攻略する「協力プレイ」、それを阻む「侵入プレイ」などが存在する。
マルチプレイセッションは、マルチプレイの中心となるホスト(鉤指の主)、及び各々の方法で参加するゲスト(鉤指、闘士、血の指、背律者、狩人)で構成される。
ゲストは以下の4つに分類される。(括弧内はゲーム世界観での呼称)
マッチングはホストとゲストの間で実施され、両者のレベルと武器強化段階によってマッチ可能かどうか判定される。
ゲスト間では、レベル・武器強化段階によるマッチングは行われない。(ただし、各オンラインプラットフォームのブロックリストは、ホストとゲストのマッチングだけでなく、ゲスト間のマッチングにも影響し、ブロックしている/されているプレイヤー同士が同じマルチプレイセッションに参加することはできない。)
マッチ可能かどうかはレベルと武器強化段階によって判定され、ホストとゲストとの間でレベルや武器強化段階に大きな差がある場合はマッチ不可となる。(ただし、後述のマルチプレイ合言葉を使えば、レベルや武器強化段階に関係なくマッチ可能となる。)
有志の検証により、キャラクターのレベルによるマッチ可能範囲は以下の通りとされている。
救援者についてはマッチングの仕様が不明だが、協力者・敵対者・侵入者の仕様がダークソウル3と同じなので、救援者についても同様にダークソウル3と同じであると考えられる。
マッチ可能範囲のレベル上限がなくなり、最大レベル713までマッチ可能になる領域(いわゆる「無制限帯」)は、以下の通り。
おそらくレベル351以上のキャラクターを「レベル351である」とみなしてマッチングを行っているため、上記のような境界値になるのだと思われる。【推論①】
つまり、『レベル351とマッチ可能 = 最大レベル713までマッチ可能』ということである。
無制限帯の閾値として「351」という数値が用いられている点はダークソウル3の無制限帯に似ているが、ダークソウル3では「351」という閾値を境に上と下の領域が完全に分かれていた(レベル351以上とレベル351未満はマッチしない)のに対し、エルデンリングでは閾値の上下の領域でマッチ可能範囲が交わっている点がダークソウル3とは異なる。
武器強化段階とは、そのキャラクターが所持したことがある武器のうち最も強化された武器の強化レベルのことである。(※武器強化段階と同じものを示す用語として「武器レベル」や「武器強化レベル」が用いられることがあるが、キャラクターの「レベル」との混同を避けるために、本ページでは「武器強化段階」と表記する。)
本作はダークソウル3と同様、キャラクターのレベルに加えて武器強化段階もマッチ可能かどうかの判定に影響する。
有志の検証により、武器強化段階によるマッチ可能範囲は以下の通りとされている。
マッチ可能範囲は±3~6で変動し、武器強化段階が上がるほど広くなる。
また、上限と下限で±の範囲が異なる場合もある。
武器強化段階は、武器を自分で強化したかどうかにかかわらず所持した時点で更新され、後で木箱に入れたり破棄したりしても元には戻らない。つまり、武器強化段階は一度上がってしまったら下げることはできない。
このため、特に序盤エリアでマルチプレイをするためのキャラクターを作成する場合は、失地騎士の斧槍、ロジェールの刺剣、スピア等の強化済みの状態で獲得できる武器を入手しないように注意する必要がある。
海外Wikiにマッチ可能範囲計算機が公開されているので、マッチ可能範囲の具体的な数値を知りたい場合は活用するとよい。
ただし、本計算機を利用する場合は、以下の点に注意すること。
エルデンリングにはマルチプレイ用のアイテムが存在する。
これらのアイテムは、基本的にオンラインマルチプレイで使用するが、指切りだけは協力NPCに対して使用することもできる。
マルチプレイ用のアイテム | 入手方法 | |
鉤呼びの指薬 | 他プレイヤーの召喚サインが見えるようになる消耗品 マルチプレイが成立しなければ消費されない | アイテム製作、マルチプレイの完遂など |
---|---|---|
指切り | 協力者(鉤指)・敵対者(闘士)・救援者(狩人)を元の世界に送還できる または他世界から帰還する | 祝福「漂着墓地」近くの遺体 |
褪せ人の鉤指 | 協力プレイ用の召喚サインを書くことができる | |
金の小偶像 | 協力プレイ用の召喚サインを幾つかのサイン溜まりに送る | 殉教者の偶像に初めて触れる |
闘士の鉤指 | 敵対プレイ用の召喚サインを書くことができる | リムグレイブ闘技場の扉前の遺体 |
赤の小偶像 | 敵対プレイ用の召喚サインを幾つかのサイン溜まりに送る | |
爛れた血指 | 他プレイヤーの世界に「血の指」として侵入する 一度の侵入につき一本消費する | 各地の商人が個数限定販売 アルター高原の祝福「世捨て商人のボロ家」の商人が無限販売 |
血の指 | 回数に制限なく他プレイヤーの世界に「血の指」として侵入する 入手後、マルチプレイメニューの「爛れた血指」と置き換わる | NPCイベント「白面のヴァレー」 |
背律の指 | 他プレイヤーの世界に「背律者」として侵入する | 火山館の客間 |
血指の幻影 背律指の幻影 | 侵入した世界で使用するとホスト(鉤指の主)の近くへ移動する 「血指の幻影」は血の指が、「背律指の幻影」は背律者が使用できる | 他プレイヤーの世界に侵入すると3つ入手(持ち越し不可) |
大ルーンの幻影 | 侵入した世界で使用すると、周囲の敵に血の祝福を与える | モーグの大ルーンを有効化して他世界に侵入すると3つ入手(持ち越し不可) |
嘲弄者の舌 | 有効にしておくと侵入されやすくなる 「鉤呼びの指薬」と併用する必要がある | 円卓の下階の広間にいる侵入者「狂い舌、アルベリッヒ」からドロップ |
白い秘文字の指環 | 有効にしておくと、侵入者(血の指、背律者)に侵入された時に救援者(狩人)を自動的に召喚する | 円卓の双子の老婆から1000ルーンで購入 |
青い秘文字の指環 | 有効にしておくと、侵入者(血の指、背律者)に侵入されたホストの世界へ救援者(狩人)として自動的に召喚される |
なお、マルチプレイ用アイテムではないが、マルギットの拘束具やモーグの拘束具は、敵対者・侵入者が近くにいるかどうかを判定するために使用することができる。詳細はTIPS・小ネタを参照されたい。
協力サイン(金の召喚サイン)を介してホストがゲストを協力者(鉤指)として召喚すると、協力マルチプレイが開始される。
一度に召喚できる協力者は2人までである。
召喚された協力者は金色の霊体となり、ホスト(鉤指の主)と共にいずれかのエリアボスを倒すことが目的となる。
メインメニューからマルチプレイを開き、「マルチプレイ合言葉」を設定しよう。ここを入力すると、同じ合言葉を入力したプレイヤー同士でのみマッチするようになる。
マルチプレイ合言葉を利用するとレベルや武器強化段階に関わらず確実にマッチできる一方で、協力者のレベルや武器強化段階がマッチ可能範囲の上限を超えている場合は協力者に減衰補正(いわゆるレベルシンク)がかかるので注意されたい。
なおダークソウル3と異なり装備重量には減衰補正はかからないため、本作では「合言葉で召喚されたら重量ローリングだった」という事態は発生しない。
友達とマルチプレイ合言葉でマルチプレイをした後に野良マルチをする場合は、マルチプレイ合言葉を削除するのを忘れずに。
協力NPCやマルチプレイで鉤指を召喚した場合、ボス戦のルーン報酬が単独討伐時の0.75倍になる。
減少量は、召喚人数が1人でも2人でも同じ。
雑魚モンスターは減少無し。
協力した鉤指側のボス戦のルーン報酬は単独討伐時の0.25倍。
霊呼びの鈴による霊体召喚では減少しない。
協力NPCやマルチプレイで鉤指を一人召喚した場合、ボスのHPが1.6倍に増加する。
鉤指を二人召喚した場合は、ボスのHPは2.2倍に増加する。
また、召喚した鉤指の数に応じてボスの状態異常耐性や体勢値も増加する。
霊呼びの鈴による霊体召喚ではボスのHPは増加しない。
ホストの世界へゲストが侵入者(血の指もしくは背律者)として侵入すると、侵入マルチプレイが開始される。
また、敵対サイン(赤の召喚サイン)を介してホストがゲストを敵対者(闘士)として召喚すると、敵対マルチプレイが開始される。
いずれの場合も、ゲストは赤い霊体となり、ホスト(鉤指の主)を撃破することが目的となる。
侵入には消費アイテムの「爛れた血指」か、何度でも使える「血の指」もしくは「背律の指」のいずれかが必要。「血の指」は白面のヴァレーのイベントを進めるとバラ教会でヴァレーから貰える。「背律の指」は火山館にて「火山館の一員になる」ことで客室に置かれ、それを拾う。
通常は協力マルチプレイ中のホストしか侵入されないが、「嘲弄者の舌」を使用したホストは協力マルチプレイ中でなくても侵入される状態となる。ホストが協力者を呼ばずソロで活動している場合、侵入されるゲストは1人。ただし、協力者や救援者がいる状態で「嘲弄者の舌」を使用した場合、敵対ゲストの参加上限が2人に増える。敵対ゲストが2人いる状態では協力ゲストは1人しか参加できない。過去作経験者でソロプレイでも侵入があった方が楽しい、という人は「嘲弄者の舌」を使おう。
Ver.1.06より遠方を含むより広い範囲に侵入を試みる機能が追加され、侵入先を「近辺のみ」又は「遠方を含む」で選択出来るようになった。
侵入する地域の範囲は、
侵入先エリアのサイン溜まりを有効にしているかどうかは影響しない。
ホストが「白い秘文字の指環」を使用すると、侵入者に侵入された時に救援者(狩人)が自動的に召喚され、救援マルチプレイが開始される。
ゲストは「青い秘文字の指環」を使用することで召喚待ちの状態となり、マッチングが成立すると自動的にホストの世界へ救援者(狩人)として召喚される。
召喚されたゲストは青い霊体となり、侵入者を撃破することが目的となる。
ゲストの世界のマップで明らかとなっている地域やダンジョン全てが召喚先の対象となる。
召喚先エリアのサイン溜まりを有効にしているかどうかは影響しない。
2022年12月7日のアップデートVer1.08で追加されたオンライン用のコンテンツ。
詳細は闘技場ページへ。
対人においてプレイヤーを倒した際の獲得ルーン数は「倒されたキャラクターが現在のレベルに上げる際に必要なルーン数」を基に算出される。
ホストが侵入者を倒す | 必要ルーンの約15% |
---|---|
協力者が侵入者を倒す | 必要ルーンの約5% |
侵入者がホストを倒す 侵入者が協力者を倒す | 必要ルーンの約4% |
ホストが闘士を倒す | 必要ルーンの約2% |
闘士がホストを倒す 侵入者が闘士を倒す | 必要ルーンの約1% |
これを利用して倒した相手のレベルを推測することができる。
(レベルアップに必要なルーン数はレベルアップを参照)
他プレイヤーと非同期にコミュニケーションをとる手段として、幻影、血痕、メッセージがある。
同じ場所でプレイしている他プレイヤーの姿がうっすらと表示される。
幻影の動きを見ることで、敵や罠の有無といったヒントを得られることがある。
幻影に干渉したり、幻影から干渉されたりすることはない。
他プレイヤーが死亡した場所には血痕が現れる。
血痕に触れると、そのプレイヤーが死亡したときのリプレイが再生され、隠された脅威についてのヒントを得られることがある。
メインメニューの「メッセージ」またはアイテム「褪せ人の老指」を使用すると、地面にメッセージを書くことができる。
書いたメッセージは他プレイヤーの世界に配信される。
また自分の世界に配信された他プレイヤーのメッセージを読んだり、評価したりできる。
1人のキャラクターにつき書き残しておけるメッセージは10個まで。
11個目を書くと古いものが1個削除される。
削除したくないメッセージは保護しておく事が可能。
メッセージは以下の4つの形式から選べる。
自分の書いたメッセージが他プレイヤーに評価されると、HPが回復する。
回復量は最大HPの50%で、よい評価と悪評どちらでも回復する。
さらに、よい評価の数が増えるに従って、メッセージを読んだときに表示されるアイコンの見た目が派手になっていく。(フィールド上に表示されるアイコンの見た目は変化しない。)
よい評価の数 | アイコンの見た目 |
0~ 99 | デフォルト。 |
---|---|
100~199 | 少し明るくなり、光の筋が増える。 |
200~299 | 更に明るくなり、光の筋が更に増える。 |
300~499 | 色が薄い黄金に変わり、光の筋が太くなる。 |
500~ | 最大の状態。黄金の光が燦然と輝く。 |
アイコンの見た目は、あくまでもよい評価の数で変わる。悪評の数は影響しない。
例えば、悪評が500個付いても、よい評価が99個以下ならアイコンはデフォルトのままである。
他プレイヤーのメッセージを読んだ時に表示される「評価総数」は、よい評価と悪評を合計した数である。
評価数はセーブデータではなくサーバーに保存されるため、バックアップでセーブデータを巻き戻しても減らない。
プレイヤーが書いたものとは別に、攻略のヒントやNPCイベントに関連したメッセージが存在する。
これらのメッセージは、プレイヤーが書いたメッセージと区別するために「公式メッセージ」と呼ばれることがある。
公式メッセージの中には、フィールド上でプレイヤーが書いたものより光の筋が大きく目立つようになっているものもある。
公式メッセージはオフラインでも表示される。
[メインメニュー]>[マルチプレイ]>[グループ合言葉]で、グループ合言葉を最大5つまで設定できる。
グループ合言葉を設定しておくと、同じ合言葉を設定しているプレイヤーの召喚サインや幻影、血痕、メッセージが優先的に表示されるようになる。
また、優先的に表示されたそれらは、見た目も他と異なるものになる。
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